とやまみんなの地図作品展

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、それらを「地図」として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めることを目的に毎年11月に開催されています。

奨励賞／とやま地図作品研究会長賞

作品名：学校前県道１８８号線の今昔

受賞者：富山市立熊野小学校　５年　黒田 湊右

作品主旨：
　「お父さんの子供時代、小学校の前にだがし屋さんがあったんだよ！」そんなお父さんの言葉から研究が始まりました。調べてみると40年前の県道188号線沿いには、服屋やスーパーなどたくさんのお店があったことが分かりました。今は、塾やかいご施設、ショッピングモールが増えています。「昔と比べて車を持つ家が増えたからかな。」など地図を見ながら昔と今の人たちの生活を想像するのがとても楽しかったです。

（公社）日本測量協会長賞

作品名：すごいぞAED!!ぼくの町のAEDマップ

受賞者：射水市立大門小学校　３年　山田 葉琉

作品主旨：
　2年生の時に校外学習で大門消ぼう署へ行きAEDの事を知り、それから学校やお店にAEDがおいてある事に気がつきました。自分の住んでいる地いきやよくり用する場所には、どこにAEDがおいてあるのか、実さいに行って調べて、地図にまとめました。ぼくの家から一番近いAEDは、５０ｍ先にある公みん館だと分かりました。学校の中には、ぼくのせの高さにとどく場所にありました。いざという時、ぼくの町のAEDマップを思い出して、すぐにとりに走りたいです。

（公財）国土地理協会長賞

作品名：「いざ」という時こう水、しん水マップ

受賞者：射水市立大門小学校　２年　南　結斗

作品主旨：
　今年も世界的に大雨によるひがいがたくさんあり、日本もその一つでした。ぼくの家のうらには和田川と言う川があり、近くには一級河川の庄川もあります。テレビを見ていて、こわいことがたくさんあるんだな、「いざ」という時どうすればいいのか？などわからないことが多く、こう水しん水した時どこまで水がくるかをしらべました。じっさいに川やひなん所へ行ったことや地図の色分けしたことがたいへんでした。

国土地理院長賞

作品名：発電所ってどこにあるの？　～神通川と常願寺川を調べてみよう～

受賞者：富山市立中央小学校　４年　余湖 祐月

作品主旨：
　姉が取り組んでいる「水と電気の模型」を見て「富山県の水力発電所ってどこにあるのだろう？」「どれくらいまかなっているのだろう？」と疑問に思い調べてみました。最初に地図を作り、その地図を見ながら発電所を見に行きました。地図に色を塗って高さをわかりやすくすると、何故そこにつくられたかや発電量との関係がわかりました。最後に模型を作り、電気が電線を通って私たちの街まで届けられる様子を表しました。

（一社）富山県測量設計業協会長賞

作品名：ぼくの町の畑（家庭菜園）　今こそ自給自足!!

受賞者：高岡市立川原小学校　４年　秋元 凉大

作品主旨：
　近所の畑の減少が気になっていた中、野菜が値上がりしている事を知った。野菜を作る大事な畑が僕の町にどれくらいあるのか、十数年の間に町はどう変化したかについて調べたいと思い作成を思い立った。作成時は、正確な地図を目指し、町を実際に歩き、色も工夫した。調査を終え、畑は減少したが、空き地がたくさんあると分かり、自給自足の可能性を感じた。今後は、学びを生かし、より広範囲の地図も作成したいと考えている。

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名：ぼくの村と上庄川　～災害から守る防災マップ～

受賞者：氷見市立上庄小学校　３年　道淵 登心

作品主旨：
　ばくの住む村についてどんな危険があるか調べて地図にした。村には、4つの危険がある。また、地域の方にインタビューをし、分かったことは、上庄川は普段は穏やかな川だが過去には、何度も氾らんすることがあった。今回防災マップを作ってみて、ぼくの村は上庄川のすぐそばであり、水害と共に歩んできたことが分かった。村には、高れい者も多い。4つの危険があることからも常に災害に備える意識が大切だと思った。

（一財）日本地図センター理事長賞

作品名：五ふくのすてきなしぜんマップ

受賞者：富山大学教育学部附属小学校　２年　長谷部 紗良

作品主旨：
　学校の帰り道にたくさんの木や花があります。わたしは、植物が大好きなので「五福にあるすてきな自然をもっと見つけたい」と思い、校区を探検して地図にまとめました。大きな道路に並み木があることやいくつもの季節にすてきな自然があることが分かりました。五福にはすてきな自然がたくさんあることをいろんな人に話たいです。