神戸市小学校社会科作品展

第21回(令和4年) 神戸地区 主催:神戸市立小学校教育実践研修社会科グループ

作品展の概要

「神戸市小学校社会科作品展」は、各学年の学習能力に応じ、身の回りの社会的事象を歴史的視点・地理的視点・環境的視点などから考察し、多様な発想で表現することで、神戸市内の小学生が、社会科への興味関心を高めることを目的に毎年9月に開催されています。

作品:一目でわかる!立体色付き防災マップ ~学校や緊急避難場所は本当に安全か?~

国土交通大臣賞/国土地理院長賞

作品名:一目でわかる!立体色付き防災マップ ~学校や緊急避難場所は本当に安全か?~

受賞者:須磨浦小学校 5年 前野 晃汰

作品主旨:
 僕の小学校は南海トラフ巨大地震で被害が出る可能性のある神戸市須磨区の海岸近くにあります。 東日本大震災では学校から避難が遅れた多くの小学生が亡くなっています。 そこで想定外の地震と津波が発生した時の学校からの避難経路を考えるため、 標高別に色分けした立体地図を作成しました。 すると、 神戸市が指定している避難場所でも危険と思う場所があり驚きました。 自分自身で災害対策を考えておくことが大事だと思いました。


作品:池田小学校周辺の町のうつり変わり -1890年から現代まで-

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:池田小学校周辺の町のうつり変わり -1890年から現代まで-

受賞者:神戸市立池田小学校 6年 三瓶 心瑛

作品主旨:
 僕は小さい頃から地図が好きでした。僕の住んでいる町の昔の様子を知りたくて、小学校周辺の古い地図を調べました。その中で見つけた1890年頃から現代までの地図を比べ、町の移り変わりなどを調べました。そして、航空写真のない時代の風景を知りたくて、調べた中で一番古い1890年頃の地図を等高線や古い地図記号をたよりに、立体模型にしました。いまとは全く違う風景を模型を通して知ることができて、面白かったです。