児童生徒地図作品展

第28回(令和4年) 岐阜地区 主催:岐阜県図書館

作品展の概要

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

作品:伊央里の田んぼ生き物MAP

奨励賞/岐阜県知事賞

作品名:伊央里の田んぼ生き物MAP

受賞者:岐阜市立合渡小学校 5年 坂 伊央里

作品主旨:
 ぼくは、去年「水辺環境MAP」を作って、田畑とのつながりがなくなると18%の魚の種が生きていけなくなると知って、今年は田んぼの生き物の研究を始めました。生き物が生きていくためには、川、水路、田んぼの環境を良くし、そのつながりが大切ですが、人と生き物のバランスをとるのは、難しいと思いました。地形が人と生き物の暮らしを決めていると感じました。


作品:やがて地図にのるかもしれない岐阜の自然災害伝承碑をさがしてpart II ~西濃編~

岐阜県教育長賞

作品名:やがて地図にのるかもしれない岐阜の自然災害伝承碑をさがしてpart II ~西濃編~

受賞者:岐阜大学教育学部附属小中学校 7年 松永 彩花

作品主旨:
 2年前、新しい地図記号「自然災害伝承碑」が岐阜地区の地図に1つもないことを知り、将来登録されそうな伝承碑を捜して地図作品にしました。西濃地区には岐阜地区より災害の種類も数も多い伝承碑がありました。先人が残してくれた教えを後世に伝えていくことが重要だと思いました。


作品:先生あのね!長良のステキマップ

国土地理院長賞

作品名:先生あのね!長良のステキマップ

受賞者:岐阜市立長良東小学校 2年 星野 友美

作品主旨:
 たんにんの糸見先生は、今年遠くからひっこしてきました。先生はまだ長良のことを知らないので、先生のすきな場所をたくさんしらべ、マップにまとめて教えたいです。はじめて知った場所も3つあったし、知っている場所も行ってみると知らないことがあって、びっくりしました。インタビューはどきどきしたけど、やさしい人がいっぱいでした。長良の人が長良をくふうしてすてきにしていました。長良がとってもすきになりました。


作品:岐阜市ってどんなところ?

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:岐阜市ってどんなところ?

受賞者:岐阜大学教育学部附属小中学校 3年 中島 梨心

作品主旨:
 私が住んでいる町だから岐阜市のいい所をもっとみんなに知ってほしいからこの作品をつくりました。岐阜市のことを調べて見やすいようにしたので、みんなに岐阜市のよい所をわかってほしいと思いました。知れば知るほどいい町だと思いました。


作品:わたしたちの誇り  ~岐阜市の水~

(公社)日本地理学会会長賞

作品名:わたしたちの誇り ~岐阜市の水~

受賞者:岐阜市立長良小学校 6年 亀山 明日香
                 亀山 和香那
              5年 亀山 智央

作品主旨:
 岐阜市は中心に長良川が流れ飲み水にはとても恵まれています。岐阜市の水道水の歴史や地下水の秘密などを調べて地図にしたいと思いました。岐阜市の水道水は17ヶ所もの水源地で取った地下水を利用していることを知り、本当に地下水に恵まれた町だと知りました。インタビューを通して町の人々が昔から岐阜の恵まれた水を最大限利用しながら商売や生活をしていることを知り、岐阜市の水は私達の誇りだという思いを強くできました。


作品:すてきがいっぱい わたしのまち カーブミラーへん

岐阜地理学会会長賞

作品名:すてきがいっぱい わたしのまち カーブミラーへん

受賞者:垂井町立府中小学校 2年 衣斐 彩未

作品主旨:
 去年「垂井のまちすてき」見つけの探検をした時、場所によってカーブミラーの数に違いがあることに驚きました。どんなところに、どれくらいカーブミラーがあるか調べようと思いました。カーブミラーがあれば大丈夫だと思っていたけれど、「絶対安全ではない」と教えてもらいびっくりしました。また、垂井町やまちの人は、自分やみんなの安全のことを考えていてすてきだと思いました。私も右左を見て道を渡ることをがんばります。


作品:天下分け目(麺・メン)!境界線はどこだ!?

岐阜県図書館長賞

作品名:天下分け目(麺・メン)!境界線はどこだ!?

受賞者:北方町立北方小学校 6年 今西 悠真

作品主旨:
 即席カップめんの味が東日本と西日本でだしの違いがあることを知って、どこに境界線があるのか調べてみようと思った。東海道新幹線の駅のうどん屋のだしや色の変化も知りたいと思った。東西の文化は様々な境界線があり、特に岐阜県は入り交じっている。その文化は楽しむことが大切であり、これから文化にふれる中で、違いを理解しつつ楽しめるようにしたい。