多摩市身のまわりの環境地図作品展

第24回(令和3年) 多摩地区 主催:多摩市身のまわりの環境地図作品展運営委員会

作品展の概要

「多摩市身のまわりの環境地図作品展」は、日常、触れたり感じている身のまわりの生活環境を取り上げ、自分で観察し、地図として表現することにより、環境の捉え方を身を持って学び、環境に対する理解を深めることを目的に毎年11月から12月頃に開催されています。

作品:そよ風の道 ウォーキングマップ

国土交通省国土地理院長賞

作品名:そよ風の道 ウォーキングマップ

受賞者:多摩市立南鶴牧小学校 4年 尾山 基

作品主旨:
 とても大きな賞に選出していただき、ありがとうございます。今回作った「ウォーキングマップ」は、2年前に作った「雑草マップ」を進化させたものです。調査範囲を広げたり、調査するものを増やしました。大変だったことは、製図やデータを文章にすること、モチベーションを維持することです。多くの方のアドバイスにより、完成させることができました。まだまだ知りたいことがたくさんあるので、これからも調査を続けたいです。


作品:こんにちは とりさんたち

(一社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:こんにちは とりさんたち

受賞者:多摩市立南鶴牧小学校 2年 尾山 颯

作品主旨:
  家のまわりにとりが来るのでしらべてみました。大へんだったことは、夏はあつくて、鳥がいなくてこまったことです。そして鳥をかくのがむずかしかったです。でも、鳥は色とりどりでおしゃれなことがわかりました。それから、マンガのしゅじんこうのようにカラスをかたにのせるには、大きすぎることが知りました。わたしのかたにはすずめがちょうどいいです。多ましのマークは、キジバトということもわかりました。


作品:多摩市政施行50周年これからの多摩市の交通を考える

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:多摩市政施行50周年これからの多摩市の交通を考える

受賞者:多摩市立諏訪中学校 2年 松本 葵

作品主旨:
  今回は訪問をしたり、話を聞きに行くということがコロナ禍でできない状況だったので、国土交通省か多摩市、京王電鉄のホームページを検索するなどして研究を進めました。調べを進めていく中で、多摩市の現状や、将来に向けた実験が多く取り組まれていることを知りました。高齢化や人口減少だけでなく、コロナによる私たちの生活の変化が今後の交通にもどう影響してくるのか、これからも興味を持ってみていきたいと思いました。


作品:多摩市の自転車ネットワーク地図

(一社)地図調製技術協会長賞

作品名:多摩市の自転車ネットワーク地図

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 岩沢 周穂

作品主旨:
  作品を作るにあたり、身近な物の中で、「自転車」が思いつきました。そこから、自転車ネットワークを発見し、多摩市の自転車ネットワークに興味をもち制作することにしました。
その中で気が付いた事は、いろいろな種類がある事です。その場に合ったルールのおかげで、安全に走る事が出来るのが分かりました。例えば、車50kmの所は青などの色で注意をうながしているなどです。これからも確認して自転車にのりたいです。


作品:Molympic多摩市

(一財)地図情報センター理事長賞

作品名:Molympic多摩市

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 中泉 彩音

作品主旨:
  私がこの作品を作ろうと思ったきっかけは、地球温暖化で緑がだんだん減っていっているからです。なので、多摩市はどれだけ緑があるか知りたかったからです。公園の特徴を調べるときに要点をまとめるのがむずかしかったです。また、各市の人口を多い順に色分けも大変でした。各市でも人口が多い所でも緑が残っていたりしておどろいた。また、近くにいる住民が団結して緑を残した緑もあると聞いて感動した。


作品:多摩市の雑草

(公社)日本地理学会長賞

作品名:多摩市の雑草

受賞者:多摩市立東愛宕中学校 1年 岩原 紬希

作品主旨:
  最初に、私がこの「多摩の雑草」を制作した目的は、「一番身近」ともいえる自然についてもっと知ってもらうことです。
雑草は普段から何気なく目にすると思いますが、機会が無ければ、調べてみる人は多くはないかと思います。しかし、雑草は調べてみると様々な種類があり、それぞれの雑草に思いがけない個性があります。
この作品で、植物や雑草に少しでも興味をもって頂けたのなら幸いです。


作品:多摩市の大栗川、乞田川の川沿いにある桑の生育状きょうについて

日本地図学会長賞

作品名:多摩市の大栗川、乞田川の川沿いにある桑の生育状きょうについて
受賞者:多摩市立連光寺小学校 5年 辻元 愛真
作品主旨:
  小三の時に蚕を家で飼い始めてえさである桑をさがしに行きました。家の周辺には桑がたくさんあったのに蚕をもらった地域には桑が全然なかったのでなぜ多摩市に多いのかが不思議に思い調べてみることにしました。暑い中、家族と川沿いで自転車で桑をさがしながら写真をとったり、多摩市の地図を写したり桑畑に色をぬったりするのが大変でした。蚕を飼っている人にこの地図を参考にしてもらえるとうれしいです。