児童生徒地図作品展

第27回(令和3年) 岐阜地区 主催:岐阜県図書館

作品展の概要

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

作品:伊央里の水辺環境MAP

岐阜県知事賞

作品名:伊央里の水辺環境MAP

受賞者:岐阜市立合渡小学校 4年 坂 伊央里

作品主旨:
 ぼくは、昨年、長良川淡水魚MAPを作り、魚には環境が大事だと知りました。そこで今回は水辺の環境を調べました。
水辺はすべてつながっているから人間だけでなく、全ての生き物にとって良い環境を作ることが大切だと思いました。


作品:ぎふ県No.1!美の加もお蚕マップ

岐阜県教育長賞

作品名:ぎふ県No.1!美の加もお蚕マップ

受賞者:美濃加茂市立下米田小学校 3年 渡辺 実伶

作品主旨:
 私の家のとなりにある畑のおばさんが「このあたりでは昔、蚕をかっている人がたくさんいたよ。」と教えてくれました。私はそれが本当か知りたくて、調べてみることにしました。
インタビューしたり、昔の地図を見て、くわ畑があったところが今はどうなっているか自分で確かめたりしてみました。たくさん調べて大へんだったけど、美濃加もがよう蚕で有名だったことがわかりました。


作品:地震から命を守れ!

国土地理院長賞

作品名:地震から命を守れ!

受賞者:羽島市立竹鼻小学校 4年 淺野 智恵 2年 淺野 智博

作品主旨:
 東日本大震災から10年になり、テレビで見た10年前の地震の映像がショックで頭からはなれなかったです。命を守るために何をしたらいいのかと思いチャレンジすることにしました。
自然災害から身を守るため4つ大切なことが分かりました。(1)「避難指示」をきけんと感じ行動!(2)自分の命は自分で守る!(3)その時、最善をつくす!(4)避難訓練をする!


作品:岐阜市の宝物~美しい天然記念物を訪ねて~  

一般財団法人日本地図センター理事長賞

作品名:岐阜市の宝物~美しい天然記念物を訪ねて~

受賞者:岐阜市立三輪南小学校 4年 河合 瞳

作品主旨:
 わたしが住んでいる三輪南地区には「白山神社のスギ」や「天満神社のシイ」など、県や市の天然記念物があります。岐阜市には他にどんな天然記念物があるのか気になっていたので、この取り組みを始めました。
岐阜市には、樹齢が古く、見上げるような巨木の天然記念物がたくさんありました。花が咲く木や紅葉する木は、なるべくその時期に訪ねて自分の目で見ることができてよかったです。


作品:川の未来を考える 岐阜県河川地図

日本地理学会会長賞

作品名:川の未来を考える 岐阜県河川地図

受賞者:岐阜大学教育学部附属小中学校 7年 加藤 僚一 岐南町立北小学校 5年 加藤 嘉人 2年 加藤 剛士

作品主旨:
 僕たちはこれまで毎年夏休みに色々な川を調べ、岐阜は川と深くかかわる歴史を歩んできたことを知りました。そこで、長良川を中心にし、くらしの在り方などを考えていきたいと思いました。
岐阜の川を全て描いてみると、いかに川とのかかわりが深いかや、人々は川からの恵みを受ける反面、水害との関係は切っても切れず、昔の努力が今につながっていることを知りました。この岐阜の豊かな自然と川の歴史を守っていきたいです。


作品:象が来る~江戸時代美濃路へ象がやってきた~

岐阜地理学会会長賞

作品名:象が来る~江戸時代美濃路へ象がやってきた~

受賞者:岐阜大学教育学部附属小中学校 6年 松永 彩花

作品主旨:
 去年、川の災害について調べたとき、県内の川を象が渡ったという事実を知り、なぜ江戸時代の日本に、海外から象が来たのか、どうやって運んだのか不思議に思い調べました。
象が無事江戸に着いたのは、当時の日本が力のある将軍のもとに安定した平和な国だったからとわかりました。これからも岐阜の歴史について勉強していきたいです。


作品:ぼくたちのつうがくろ ~こどものあんぜんをまもる~

岐阜県図書館長賞

作品名:ぼくたちのつうがくろ ~こどものあんぜんをまもる~

受賞者:関ケ原町立関ケ原小学校 1年 古山 青葉

作品主旨:
 毎日40分くらいかけて学校にかよっていて、通学路に安全を守るものがどのくらいあるのか知りたくて調べました。また、立体の標識やカーブミラーを作ってみたいと思いました。
思ったよりもたくさん標識やマークがあることがわかってびっくりしました。歩いた距離や安全を守るものの数を計算機で計算したことが特におもしろかったです。