彩の国環境地図作品展

第9回 埼玉地区 主催:彩の国環境地図作品展実行委員会

作品展の概要

「彩の国環境地図作品展」は、身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地域に対する考察と地図の持つ可能性に対して理解を深めることを目的に、毎年11月から翌年3月にかけて埼玉県内4カ所において開催されています。

作品:埼玉の谷戸と貴重な湿地

国土地理院長賞

作品名:「埼玉の谷戸と貴重な湿地」

受賞者:さいたま市立宮原小学校 6年 野呂向希

作品主旨:埼玉にある貴重な湿地と湿地にある三方を囲まれた場所という意味の谷戸、谷津を調べてみました。地図で表すと、谷戸、谷津は丘陵と台地、台地と低地の境目に多いことがわかります。また貴重な動植物が暮らしていることもわかりました。


作品:埼玉県の名前に雷がつく神社パート2

埼玉県知事賞

作品名:「埼玉県の名前に雷がつく神社パート2」

受賞者:熊谷市立桜木小学校 2年 後藤雷汰

作品主旨:僕は去年から埼玉県の名前に雷がつく神社を調べています。今年は本にのっていない神社も地図などから探しました。そして、埼玉県には名前に雷がつく神社は46カ所あることがわかりました。今年見つけた15カ所と去年行けなかった21カ所の神社にも行って、神社の地図を完成しました。これらの神社がどのようなところにあるのかを標高と川・用水路マップや落雷マップ、降水量マップなどを作って、比べたい地図を重ねて調べました。     


作品:ムサシトミヨの生息地 元荒川の昭和20年代の水脈マップ

埼玉県教育委員会教育長賞

作品名:「ムサシトミヨの生息地 元荒川の昭和20年代の水脈マップ」

受賞者:熊谷市立佐谷田小学校 特別支援学級 6年 ムサシトミヨ守り隊

作品主旨:今年八月に、ムサシトミヨ保護センターで講演会があり、元荒川の昔を知る地元の方から、昭和二十年代の元荒川の水脈は、トミヨの豊かな生息地であったことを知りました。今は枯れてしまったわき水の場所や、元荒川の水脈のこと、川にすんでいた魚や虫・鳥などの生き物の話、清い水質を守っていくための環境問題、特に家庭排水の問題のことなど、興味深いものでした。学校で取り組んでいるトミヨの増殖活動の足跡を振り返りながら、昔の水脈を再現したマップです。


作品:We love 秩父線

立正大学地球環境科学部長賞

作品名:「We love 秩父線」

受賞者:熊谷市立荒川中学校 特別支援学級 7組 瀬尾秀介、高沢友貴、成塚祥太、今井佑人、岡凌太郎、長谷川康大、若林辰巳

作品主旨:荒川中学校から一番近い駅、秩父鉄道石原駅。交流学習会や遠足などでよく利用します。卒業後、石原駅から上級学校へ通うことを希望している人もいます。石原駅を訪問しお話をうかがったり、インターネットを使って、秩父鉄道について勉強しました。また、武川・羽生の各駅から特別支援学校までの地図を描いてみました。このような勉強をしていくうちに大好きになった秩父線にこれからも乗り続けていきたいです。     


作品:湧き水map in 和光市

埼玉県立川の博物館長賞

作品名:「湧き水map in 和光市」

受賞者:西武学園文理中学校 1年 古小髙睦

作品主旨:この作品は和光市の湧き水をどこにあるか示した地図です。湧き水が出る理由や和光市の特徴もこの地図に収めました。     


作品:入間市土地利用の変化 - 茶畑の移り変わり-

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「入間市土地利用の変化 - 茶畑の移り変わり-」

受賞者:西武学園文理中学校 1年 中澤碧

作品主旨:入間市の茶畑がある所を調べました。茶畑の変化をわかりやすくするため、きれいに色づけをした図を、はりました。入間市の土地は、どのように利用されているのか、わかりました。


作品:ぼくの通学路 道路標識マップ

(財)地図情報センター理事長賞

作品名:「ぼくの通学路 道路標識マップ」

受賞者:熊谷市立熊谷西小学校 3年 塚本登偉

作品主旨:暑い中やったのでたいへんでした。


作品:生活排水のゆくえ

(社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:「生活排水のゆくえ」

受賞者:熊谷市立奈良小学校 6年 中島絵里

作品主旨:私たちは毎日、料理をしたりトイレやおふろに入ったりしてたくさんの水を使っています。その私たちが使って流した水はどこへ行くのかと思い、熊谷地区の下水道と「元荒川水じゅん環センター」について調べました。


作品:和光市三小近辺熱中症予防マップ

(財)日本自然保護協会理事長賞

作品名:「和光市三小近辺熱中症予防マップ」

受賞者:和光市立第三小学校 4年 松成悠樹

作品主旨:今年の夏はとても暑く熱中症でたおれる人が多いとニュースや母に聞きました。遊ぶ時も熱中症に気を付けるようにと言われたので、ぼくが夏休みに熱中症にかからないように遊んだ場所をマップにしました。


作品:スーパーの野さいはどこから来たの?

(社)日本地理学会長賞

作品名:「スーパーの野さいはどこから来たの?」

受賞者:さいたま市立上落合小学校 3年 板垣野乃香

作品主旨:本で知った「地産地消」という言葉をヒントに、スーパーで売っている野菜の産地と埼玉県で作られている野菜を調べ、それぞれを模造紙と透明シート上で絵地図に表した。両者を重ねて比較し、「地産地消」ができているかチェックしてみた。  


作品:日高市上空を通過する飛行機調査

日本国際地図学会長賞

作品名:「日高市上空を通過する飛行機調査」

受賞者:埼玉県立日高高等学校 科学部 藤本大輔、羽石歩

作品主旨:日高市の上空を通過する飛行機やヘリコプターを調査しました。その結果、航空自衛隊入間基地の飛行機が70%占め、多いことがわかりました。米空軍の飛行機やセスナ機やヘリコプターなどを確認することができました。