仙台市中学校生徒地図作品展

第42回 仙台地区 主催:仙台市中学校社会科研究会

作品展の概要

「仙台市中学校生徒地図作品展」は、仙台市内の中学校生徒が高度分布図、土地利用図、地図模型の作成を通して、地図についての理解と地理的な考察力を育てるとともに、資料活用の能力を高めることを目的に、毎年11月から12月に開催されています。

作品:「土地利用図:佐賀」

仙台市長賞

作品名:「土地利用図:佐賀」

受賞者:仙台市立八木山中学校 3年 蓬田悠

作品主旨:「絶対に金賞を取りたい。」そういう思いを込めて、地図作品を完成させました。以前にも地図作品を着色しましたが、提出が直前になってしまいました。その反省を生かし、余裕を持って完成するように心がけました。佐賀を着色してみると、水田が7割から8割を占めていることがわかり、一部の所に建造物が密集していました。この作品を完成させることは、地道な作業の繰り返しでしたが、地図を読み取る力が身につきました。


作品:「土地利用図 前橋」

仙台市長賞

作品名:「土地利用図:前橋」

受賞者:仙台市立人来田中学校 3年 石黒真理慧

作品主旨:今回、初めて土地利用図に挑戦しましたが、実際取り掛かってみると記号を読み取るだけでも大変で、とても驚きました。細かい部分が多く、道路を塗りつぶしてしまったり、はみ出すことのないように、かなり神経を使いました。なかなか進まない作業に苦戦しましたが、完成したときの達成感ははかり知れません。このような栄誉ある賞をいただけるのも、身の回りの人の激励と努力の賜物であると思うと、とても感慨深いです。


作品名:「高度分布図:江住」

仙台市長賞

作品名:「高度分布図:江住」

受賞者:仙台市立将監中学校 1年 佐藤理子

作品主旨:今回この高度分布図をやって大変だったことは、小さな島々やくねくねと曲がった土地の色塗りです。特に島は1mmほどのものも多くて1つ塗るたびに色鉛筆を削らなければならなく、とても根気のいる作業でした。また、標高が低いほど塗る範囲も大きくなり、大変時間がかかりました。でも、これに挑戦したから、努力する大切さ、そして完成後の達成感を味わうことができました。今回学んだ事を大切に、これからの生活に生かしていきたいです。     


作品:「土地利用図:成田」

仙台市長賞

作品名:「土地利用図:成田」

受賞者:仙台市立人来田中学校 3年 植原真愛奈

作品主旨:今回挑戦した成田には空港があり、塗り方や配色の仕方も分からなくて戸惑いましたが、パソコンで空港の色にこだわり、全体から浮かないように優しい色で塗りました。今までは塗るだけでしたが、今回は塗りながら土地の特色や地形などを意識して、地図を見ることを楽しむことができました。今までよりも細部までこだわり、時間をかけて仕上げることができたと思います。     


作品名:「地図模型:蔵王」

仙台市長賞

作品名:「地図模型:蔵王」

受賞者:仙台市立上杉山中学校 3年 南舘里香

作品主旨:今回の地図模型に蔵王を選んだ理由は、先生からリクエストがあったからです。ところが、この蔵王は地図模型の中でも、超難易度の高いことが買った後、分かりました。でも、昨年の利尻島で賞をいただいた自信もあり、何とかなると思いチャレンジしました。冬から作業を始め、家にいる時間の大半を費やしました。そのおかげで、集中力と持続力、そして完成後の達成感を得ることができ中学校生活の集大成として記憶に残る作品となり大変満足しています。     


作品名:「土地利用図:宇都宮」

国土地理院長賞

作品名:「土地利用図:宇都宮」

受賞者:仙台市立八木山中学校 3年 赤松みちる

作品主旨:私は、今回2度目の土地利用図に挑戦しました。前回は銀賞に終わってしまい悔しかったからです。選んだ宇都宮は、前回選んだ土浦よりも難しく、特に碁盤の目状の道路を際立たせるのに苦労しました。作業が夜遅くまでかかり、選んだ事を後悔した時もありました。でも、苦労のかいがあって、目指していた金賞をいただき、前回以上の達成感を味わうことができました。2度の地図着色を通して、集中力を養うことができよかったです。


作品名:「高度分布図:家山」

国土地理院長賞

作品名:「高度分布図:家山」

受賞者:仙台市立八木山中学校 3年 阿部瑞希

作品主旨:私は初めて地図着色をしました。最初はそんなに大変ではないだろうと思っていましたが、実際にやってみると、想像以上の大変さでした。ムラができてしまったところは何度も塗り直し、全体的に立体感がでるように着色するのが難しかったです。完成できるのかと何度も思いましたが、最後まで諦めずに頑張りました。時間をかけて頑張ってきたので、満足のいく作品ができました。地図着色を通して、忍耐力がついたと思います。


作品名:「土地利用図:前橋」

国土地理院長賞

作品名:「土地利用図:前橋」

受賞者:仙台市立沖野中学校 2年 石郷岡彩

作品主旨:今回初めて土地利用図に挑戦しました。何もない平らな土地が、だんだん生きている土地に変わっていき、自分の手で完成していくというやりがいがありました。思っていた以上に時間がかかったり、苦労したところもありましたが、最後まで諦めずに塗り終えることができました。それは周りからの支えがあったからだと思います。今回の制作で努力や忍耐が身についたと思います。また、何よりも地図に今まで以上に関心を持つことができました。


作品名:「地図模型:利尻島」

国土地理院長賞

作品名:「地図模型:利尻島」

受賞者:仙台市立上杉山中学校 2年 金子宗太郎

作品主旨:今回地図模型を作るに当たって、一番大変だったのは、切り取り作業です。切り取り作業は、時間だけでなく力も必要とするのでとても、大変でした。また、夏休みで全て終わらせるために、最後には指に「たこ」ができていました。でも、作品が完成したときには、とても達成感を得ることができたので、やって良かったと思っています。次にもう一度作れる機会があったら、今度は今回の経験を生かして、もっと難しいものに挑戦してみたいと思いました。