大分市児童地図作品展

第4回 大分地区 主催:大分市小学校教育研究会社会科部会

作品展の概要

「大分市児童地図作品展」は、児童が地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、地図への親しみを深めると共に、児童の地図利用及び地図作成能力の向上を図ることを目的に開催されています。

作品:宇佐市と佐伯市の戦争遺跡MAP

国土交通大臣賞・大分市小社研会長賞

作品名:「宇佐市と佐伯市の戦争遺跡MAP」

受賞者:大分市立明治小学校 6年 藤原綾音

作品主旨:修学旅行で「長崎原爆資料館」に行き、戦争の恐ろしさ・平和の大切さを学びました。そこで、大分県に残る戦争遺跡を調べてみると、大分でも空襲があり、その場所と地形には関係があることが分かりました。戦跡を次の世代に伝えようと残している宇佐市と佐伯市について、何度も足を運んで調べ、比べやすいように地図にまとめました。この地図を見てくれた人が平和の大切さをあらためて考えてくれたらうれしいです。     


作品:高田輪中マップ

大分市小社研会長賞

作品名:「高田輪中マップ」

受賞者:大分市立明治小学校 5年 筒井誠吾

作品主旨:4年生の社会科で、高田輪中の学習をしました。となりの校区だったので、実際に行って詳しく調べてみたいと思いました。公民館や地域の人に話を聞いたり、石垣住居がある所を実際に見て写真にとったりしました。地図に書く時に、写真の場所には番号をつけたり、石垣住居と普通の家とのちがいが分かるようシールの色分けをしたりしました。細い道が多くて、地図にするのがとても難しかったです。     


作品:暗い夜道も大丈夫?

大分市小社研会長賞

作品名:「暗い夜道も大丈夫?」

受賞者:大分市立坂ノ市小学校 6年 野田彩水

作品主旨:私の家の前に街灯ができ、夜でもとても明るく周りが見やすくなりました。そこで、来年、中学生になり部活動でおそくなった時に、どこを通れば明るく安全なのかを調べ、地図に表そうと思いました。街灯の明るさや色の調査は夜しかできないので大変でしたが、中学校から自宅までの道すべてを調べました。明るく安全に歩くことができると思う道筋と、兄が実際に通っている道筋に毛糸をつけて見やすくしました。


作品:野菜くだ物産地マップ

国土地理院長賞

作品名:「野菜くだ物産地マップ」

受賞者:大分市立明野東小学校 3年 是永昇太朗

作品主旨:スーパーで、○県産や○市産と書かれた野菜や果物がたくさんあることに気づきました。大分県には、どんな農産物があるのか知りたいと思ったので調べてみました。地図にする時、野菜や果物のマークをたくさん作って、どこで何がとれるのかが分かりやすいようにしました。さらに、市場を見学した時に、日本各地から野菜や果物が運ばれていることが分かったので、日本地図にもまとめてみました。     


作品:わたしの町の交通安全マップ

国土地理院長賞

作品名:「わたしの町の交通安全マップ」

受賞者:大分市立明野東小学校 3年 前田有紀羽

作品主旨:毎日歩く通学路に、ストップマークがあることに気がついたので、校区にはどのくらい安全のためのマークや標識があるのか調べてみたくなりました。マークの種類ごとにシールで色分けして見やすくしたり、「気をつけて!」のコーナーで注意してほしいことをくわしく説明したり、安全のための標識や看板を写真にとってのせたりして、交通安全マップを完成させました。