第27回(令和7年)鳥取県児童生徒地域地図発表作品展

主催:鳥取県地域社会研究会

作品展の概要

「鳥取県児童生徒地域地図発表作品展」は、県内の小・中・高・特別支援学校の児童生徒の地域に対する関心を喚起し、野外における観察の能力・洞察力・表現力を高め、同時に地図利用及び地図作成能力の向上を目的に、10月から12月に鳥取県内4箇所において開催されています。

私の町・美保地区のちがいを探れ!~地図から見える3つの時代~

文部科学大臣賞/国土地理院長賞

作品名:私の町・美保地区のちがいを探れ!~地図から見える3つの時代~

受賞者:鳥取市立美保小学校 6年 長谷 咲凜

作品主旨:
 私の住む美保地区は暮らしやすく便利な町です。ある日お母さんが交差点の横をさして、「このあたりに昔スーパーがあったんだよ。」と言っていたので、びっくりしました。今と昔では、町の様子がずいぶん変わっているかもしれないと思い、公民館で明治・昭和などの地図を見せていただきました。田んぼや家などを色分けして見やすくなるよう工夫しました。美保地区を通る国道53号線は、江戸時代にお殿さまが通った街道だったことも分かり、町の歴史を学ぶことができました。これからも町の歴史を大切にし、伝えていきたいです。

伊能忠敬が智頭に遺したもの~智頭町を測った伊能隊~

国土地理院長賞

作品名:伊能忠敬が智頭に遺したもの~智頭町を測った伊能隊~

受賞者:八頭町立智頭中学校 1年 笹尾 岳広

作品主旨:
 地球一周分歩いて地図を作った伊能忠敬。
 その伊能忠敬と師匠、高橋至時らは、なんと僕達の町、智頭町に来たのです。彼らは日本海沿岸から、瀬戸内海沿岸までの内陸部を測量するために智頭町にやって来ました。
 僕は社会の学習で伊能忠敬が智頭町に来たことを知りました。町内を調べてみると、伊能忠敬に関する宿場や石碑がたくさんありました。そのようなスポットをたくさん紹介しています。
 今後も調べていきたいです。

わたしの地いきオリジナルマップ

国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:わたしの地いきオリジナルマップ

受賞者:鳥取市立宮ノ下小学校 3年 田中 咲和

作品主旨:
 3年生になり、初めて地図記号を習って楽しかったので、自分の住む地域を地図記号でまとめてみたいと思いました。地図にまとめていくと、お店や建物の地図記号がないことに気付いたので、自分で作ってみようと思いました。オリジナルの地図記号を考えるときは、誰が見ても分かりやすく、子供でもかきやすい記号になるようにしました。オリジナル地図記号を使うことで、分かりやすい地図になりました。地図記号は地図が見やすくなる便利なものだと思いました。

早くつながれ山陰道 鳥取県がもっと便利に安全に

鳥取県教育長賞

作品名:早くつながれ山陰道 鳥取県がもっと便利に安全に

受賞者:鳥取大学附属小学校 6年 仲倉 萌絵

作品主旨:
 北栄町で進められている山陰道の大きな工事が、どのような道路になるのか興味をもち調べました。実際に山陰道と国道9号線を走り、どちらが早く着くか走行実験をして比べました。国土交通省から、国道9号線の役割や、山陰道の工事には多くの人や機械、お金が使われていることを教えてもらいました。また、警察からは、山陰道の開通した区間で事故が減ったと聞き、山陰道は速くなるだけでなく安全性も高まることがわかりました。全面開通で、鳥取県がさらに便利で安全になり、活性化してくれたらいいなと思います。

戦後・被爆80年 鳥取の戦跡マップ~戦跡をめぐり、平和について考えよう~

豊島郷土文化賞

作品名:戦後・被爆80年 鳥取の戦跡マップ~戦跡をめぐり、平和について考えよう~

受賞者:鳥取市立富桑小学校 5年 田中 碧透

作品主旨:
 戦後・被爆80年の今年、学校の平和学習で戦争と原爆について学んだ。8月に祖母と広島を訪れ、実際に自分の目で原爆の跡を見て、戦争の恐ろしさを感じた。戦争について考えた時、広島だけでなく僕の住んでいる鳥取はどうだったのか調べようと思った。鳥取県内に戦跡があることを知り、調べていくうちに身近な場所にもたくさん残っていたことに驚いた。戦争の記憶を伝えてくれる建物や石碑などは、とても大切なものであり、「戦跡」を通して平和について考えていくことは大事なことだと思った。

佐治の神楽獅子舞のルーツを探す!~因幡の神楽獅子舞分布マップ~

日本地図学会長賞

作品名:佐治の神楽獅子舞のルーツを探す!~因幡の神楽獅子舞分布マップ~

受賞者:鳥取市立佐治小学校 6年 長谷 一樹

作品主旨:
 鳥取県東部には麒麟獅子舞が多く分布していますが、佐治町では古くから神楽獅子が盛んでした。ぼくの住んでいる地域でも神楽獅子が行われ、参加したことがありました。そこで、鳥取県東部には、どれだけの神楽獅子があるのか、そして、そのルーツはどこにあるのかについて、資料から歴史を調べたり、関係する方に話を聞いたりして調べました。鳥取県東部では、麒麟獅子舞が有名ですが、たくさんの人に受け継がれてきたものなので、神楽獅子舞のこともぜひ知ってほしいです。

鳥取市用瀬流し雛の里 盛り上げマップ~雛飾り通りから見えるもの~

鳥取県教育長賞

作品名:鳥取市用瀬流し雛の里 盛り上げマップ~雛飾り通りから見えるもの~

受賞者:鳥取市立千代南中学校 2年 中山 琉碧

作品主旨:
 流し雛行事は毎年旧暦3月3日に行われている。男女一対の紙雛に厄災を託し、千代川に流す素朴な伝統行事は、全国的に有名になり、今では町を挙げての盛大な行事となっている。中でも雛飾りの公開は、多くの町民が参加して行われており、行事の目玉の一つである。地図では、公開家庭に聞き取り調査を行った結果を示し、雛飾りの楽しみや苦労を工夫して表現している。流し雛行事が地域振興にも貢献していることが分かった。