第17回(令和5年)とやまみんなの地図作品展

主催:とやま地図作品研究会

作品展の概要

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、それらを「地図」として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めることを目的に毎年11月に開催されています。

わたしたちを車から守って!! ~横断歩道橋と地下横断歩道~

作品: わたしたちを車から守って!! ~横断歩道橋と地下横断歩道~作品拡大画像

奨励賞/とやま地図作品研究会長賞

作品名:わたしたちを車から守って!! ~横断歩道橋と地下横断歩道~

受賞者:富山市立堀川小学校 5年 姫野 栞央

作品主旨:
 私が住む堀川地区には、横断歩道や地下歩道橋があります。以前から、その設置や設置理由が気になっていました。地図に表すと横断歩道橋は、学校近くの交通量の多い道にありました。また、地下横断歩道は、国道41号線をはじめとした交通量の多い道にありました。このことから、横断歩道橋や地下横断歩道橋は、子どもや高齢者等が交通量の多い道を安全に渡るための大事な働きがあり、必要な場所に設置させていることが分かりました。

県道1号線 起点! 終点! 大冒険!

作品名:県道1号線 起点! 終点! 大冒険!作品拡大画像

(公社)日本測量協会長賞

作品名:県道1号線 起点! 終点! 大冒険!

受賞者:富山市立熊野小学校 6年 黒田 湊右

作品主旨:
 「県道1号線」はどこにある?調べてみると、富山市北西部から海沿を通って魚津市まで通る道と分かりました。なぜそこが1号線?県の中心部富山駅や富山城周辺ではなくて?という疑問を胸に実際に通ってみると、古くから日本全国と繋がる道だったことが分かりました。また、県道1号線は往復約43.4km、そこでぼくは「富山マラソン大会往復県道1号線」を提案します。地図の楽しみをたくさんの人に知らせたいです。

川原旧町のお地蔵様と寺院調査

作品名:川原旧町のお地蔵様と寺院調査作品拡大画像

(公財)国土地理協会長賞

作品名:川原旧町のお地蔵様と寺院調査

受賞者:高岡市立川原小学校 4年 二上 詩帆

作品主旨:
 私は町内のお地蔵様祭りが楽しみですが、友達の町にはお地蔵様も祭りもないと聞き驚きました。夏休みにお地蔵様やお祭りする寺院がどこにあるか、自転車で回って調べました。お地蔵様は旧町ごとに祭られます。なので、入り組んだ旧町の堺を町の人に聞きながら回るうちに、私の町にお地蔵様が多い理由や移動したお地蔵様のことが分かりました。お地蔵様をこれからも守り、町を見守ってほしいという気持ちを地図で伝えたいと思いました。

みんながほほえむ楽しい大門

作品名:みんながほほえむ楽しい大門作品拡大画像

(一社)富山県測量設計業協会長賞

作品名:みんながほほえむ楽しい大門

受賞者:射水市立大門小学校 3年 野村 有里

作品主旨:
 わたしは社会で地図記号について学びました。もっとくわしく知りたいと思い、夏休みに図書館に行くとたくさんの種類があることがわかりました。じっさいに大門の地図を作ってみると、北にはえきがあり、公きょうしせつや家が多く、えきからはなれた南には田畑が多いことがわかりました。大門には、わたしたちのくらしをささえてくれる場所がたくさんあることを知ってもらいたいです。

ぼくのいえのまわり

作品名:ぼくのいえのまわり作品拡大画像

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:ぼくのいえのまわり

受賞者:富山市立堀川小学校 1年 河崎 圭吾

作品主旨:
 ぼくは小がくせいになって、たくさんあるくようになりました。いえのまわりをもっとよくしりたいとおもい、どこになにがあるのかをしらべました。
 こまかいみちをかくのがむずかしかったです。でも、いろんなおみせや41ごうせんをかくのがたのしかったです。
 こんどは、富山えきまでのちずをかきたいです。

市内電車(LRT)に乗って地図記号の建物をさがせ!!

作品名:市内電車(LRT)に乗って地図記号の建物をさがせ!!作品拡大画像

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:市内電車(LRT)に乗って地図記号の建物をさがせ!!

受賞者:富山市立奥田小学校 6年 前田 煌心

作品主旨:
 僕は学校で習った地図記号の形や地図記号の場所にどんな建物があるのか気になっていました。そこで、夏休みを利用して地図記号やその場所について調べてみることにしました。地図記号の形は本やインターネットで意味やその由来を調べました。そして地図記号の場所は、市内電車(LRT)を利用して実際に調べに行きました。とても時間がかかりましたが、地図記号のある場所について、よく理解することが出来ました。

私の住む射水市地震防災マップ

作品名:私の住む射水市地震防災マップ作品拡大画像

とやま地図作品研究会長賞

作品名:私の住む射水市地震防災マップ

受賞者:射水市立新湊南部中学校 1年 渡辺 花蓮

作品主旨:
 地震は、いつどこで起こるか分かりません。今年5月、隣接する石川県能登地方で最大震度6強の地震が起きました。大きな地震が発生した場合は津波が発生することもあります。地震による被害から自分や家族の命を守るため地震について正しい知識をもち、日頃から備えておけば、もしもの時に落ち着いて行動することができると思い、自分の住む射水市の地震防災マップを作製しました。地図により人の命を救う事へと繋がってくれたらと願います。