第62回(令和5年)地図ならびに地理作品展
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主催:広島県地理作品展運営委員会
作品展の概要
「地図ならびに地理作品展」は、小・中・高・特別支援学校等の児童生徒に地図ならびに地理作品の制作を通して、地図に対する正しい理解を持たせると共に、それを活用する能力を身につけさせることを目的に毎年9月に開催されています。
海上国道 ~国道は、陸地だけではなく海の上に!?~
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奨励賞/国土地理院長賞
作品名:海上国道 ~国道は、陸地だけではなく海の上に!?~
受賞者:広島大学附属小学校 5年 猫島 崇太郎
作品主旨:
ぼくがこの作品を作ったきっかけは、家族旅行計画をして四国の三崎港から九州の佐賀関港を結ぶ「国道94フェリー」を知りました。フェリーの名前になぜ国道とついているのかと思い調べると海上国道があるということがわかりました。日本にどのくらい、どこにあるのか?そういう疑問を図書館で調べました。そして、海上国道を見に行く旅行に出かけて、作品を仕上げました。特にこだわったところは、日本地図の正確さです。ぼくが住んでいる広島県のしまなみ海道の航路と橋をクローズアップし、紹介しています。
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試験の受験地どこにある
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国土地理院長賞
作品名:試験の受験地どこにある
受賞者:広島市立中広中学校 3年 阿座上 奏大
作品主旨:
最近家族と受験について話している時に、数年前に政府が大学入試に英語民間試験の導入を延期したことが話題となり、延期になった理由の一つである「受験地が遠い地域の学生への配慮がない」という点が気になり、本当にそうなのか調べることにした。英語民間試験のうち実用英語技能検定(英検)を取り上げ、その受験地を全国地図にあらわした。やはり地域ごとに受験地の数に違いがあることがわかり、受験地が遠い地域に住んでいる人は苦労すると思った。
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元宇品の地形
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国土地理院中国地方測量部長賞
作品名:元宇品の地形
受賞者:広島市立大州中学校(特別支援A組) 3年 中尾 颯希
2年 秋中 魁斗、梶原 雅人、船津 勇心
1年 河野 来虎
作品主旨:
細かいところを切ったところに時間がかかりました。アイロンビーズでプリンスホテルを作るのが難しかったです。ダンボールでプリンスホテルをつくったのも難しかったです。本当に行ってみてすごい高かったです。再現度がたかく一生懸命にみんなで作りました。旗作りの作業、ダンボールを切る作業、旗は紙の裏に下書きして色を塗りました。ダンボールや紙をハサミで切ったり、貼ったりするのが難しかったです。
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マイ通学路ハザードマップ
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国土地理院中国地方測量部長賞
作品名:マイ通学路ハザードマップ
受賞者:広島市立飯室小学校 3年 丸山 航太郎
作品主旨:
ぼくは防災に興味があり、父と飯室のハザードマップの話をして、立体的にするとわかりやすいと思い作ってみました。工夫したことは、通学路などをピンでさして分かりやすくしたことです。作って思ったことは、身近な所にあぶない場所があるので、気をつけておかないといけないということです。
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広島県のJR在来線 ~廃線問題、バリアフリー対応の考察~
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国土地理院中国地方測量部長賞
作品名:広島県のJR在来線 ~廃線問題、バリアフリー対応の考察~
受賞者:ノートルダム清心高等学校 1年 西谷 菜津子、松浦 有希、平賀 葵、栗原 麻子
作品主旨:
広島県のJR在来線は、現在芸備線の廃線問題を抱えている。そこで線路と駅を表示した広島県の地理模型を作成し、原因と課題を調べることとした。またバリアフリー対応について在来線全駅(備後落合~東城を除く)をそれぞれ調べ、実際に全ての駅を見て回った。これだけの長い距離を日々管理して安全に列車を運行させるのは並大抵のことではないと思った。こだわった点は三次盆地をできるだけ細かく掘った点と、JRの路線をできるだけ正確な位置にして単線と複線を分けた点である。
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