活断層図(都市圏活断層図)について

更新情報

(2023年9月27日)長町-利府線断層帯、会津盆地西縁・東縁断層帯、長野盆地西縁断層帯、伊那谷断層帯、屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯、弥栄断層、糸魚川-静岡構造線断層帯の活断層図と解説書を公表しました。【NEW!】
(2022年9月29日)六日町断層帯、十日町断層帯、高田平野断層帯、糸魚川-静岡構造線断層帯、阿寺断層帯及び長良川上流断層帯、佐賀平野北縁断層帯の活断層図と解説書を公表しました。
(2021年9月30日)櫛形山脈断層帯、吉野屋断層、糸魚川-静岡構造線断層帯及び境峠・神谷断層帯、頓宮断層、木津川断層帯、大原湖断層・小郡断層及び地福断層の活断層図と解説書を公表しました。

活断層図について

図の作成について

 平成7(1995)年に発生した阪神・淡路大震災後、地震災害を引き起こす活断層に関する情報の整備及び公開の必要性が高まったことに応えるため、国土地理院では大地震の際に大きな被害が予想される都市域とその周辺について、活断層の位置を詳細に表示した「1:25,000都市圏活断層図」を平成7年より作成しています。図に記載する活断層などの位置・形状等は、活断層に関する学識経験者から構成される「全国活断層帯情報整備検討委員会」を設置して検討を実施しています。
 全国活断層帯情報整備検討委員会(令和5年9月1日時点)(PDF形式:132KB)
近年は、都市域に限らず全国の活断層を対象として整備を進めていることから、平成29年10月より名称を「1:25,000活断層図」に変更しました。

図に記載されている内容

 活断層図には、活断層と地形分類を表示しています。
 活断層は、その位置の確からしさと形態により「活断層」、「活断層(位置やや不明確)」、「活断層(活撓曲(とうきょく)」、「活断層(伏在部)」の4つに分類しています。 また、現時点では活断層かどうか明確には特定できないものは「推定活断層(地表)」、新しい地層に覆われて、断層地形が地表で確認されていないが、既往のボーリングや物理探査によりその存在が推定された活断層は「推定活断層(地下)」として記載しています。
 また、活断層を認定する上で関連する、段丘地形・沖積低地・地すべり地形などの第四紀後期(数十万年前から現在)に形成された地形を表示していますので、活断層周辺の地盤状況の把握や、活断層の活動によって地すべりが再活動する可能性のある地域の推定など、防災に役立つ情報を読みとることができます。
 記号一覧(PDF形式:211KB)

整備状況

 これまで230(※)面の活断層図を公表しています(令和5年9月27日現在)。なお、「東京西北部」、「東京西南部」、「横浜」及び「名古屋北部」の4面には、断層線は描画されておりません。

 ※2014(平成26)年 長野県北部の地震に対応し作成した「白馬岳・大町 一部改訂版」を含め231面
 
活断層図(都市圏活断層図)整備状況

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