第17回（令和5年）みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト

最優秀賞

作品名：己斐の山と八幡川と共に生きる ～安心安全MAP～

受賞者：広島大学附属小学校　３年　三浦 菜々

作品主旨：
　広島市は６つの川と多くの山に囲まれています。私の住む己斐は、高い山をけずり団地をたくさん作った町です。2年前の豪雨では家の近くで土砂災害がありました。そこで、役所や学校にインタビューをして避難場所の良い点•気になる点を比べました。また、大雨でも八幡川がなぜ氾濫しないのかが、トンネル放水路のおかげだと知り驚きました。災害後に避難場所も増え、安心安全の大切さや地球温暖化を考えるきっかけを学べました。

奨励賞／優秀賞

作品名：子どもも大人も視覚障害がある方も安心して過ごせる町へ

受賞者：広島大学附属小学校　５年　片岡 修也

作品主旨：
　僕が住む地域では多くの人が生活していて、白杖を使っている方もよく見かけます。街には点字ブロックや音響式信号機などの工夫がありますが、実際に目隠しで街を歩くと不安になることが多かったです。視覚障害の方が本当に過ごしやすい街にするため、まずは視覚障害について知ることが必要だと感じました。この地図を一人でも多くの人に見てもらい、どんな人でも過ごしやすい優しい街を実現するきっかけになったら嬉しいです。

入選

作品名：抜け出せ事故の多い町ルールを守って安心・安全マップ ～自転車編～

受賞者：広島大学附属小学校　４年　小橋 里緒

作品主旨：
　この地図は最初、自転車のルールをまとめようと考えたものでした。でも、警察署で話を伺い、私の住む地域に自転車事故多発ワースト１の交差点がある事や、事故を無くすために活動をされている方の存在を知りました。この地域には学校が多く、自転車や歩行者で多くの人が行き交う事が、事故発生の原因の一つであり、この地図を見て私も含め多くの人が安全に気をつける事ができる様に願い、地図と教えて頂いた情報を結びつけました。

入選

作品名：消防車出動！ この道、とおれる？

受賞者：愛知教育大学附属名古屋小学校　１年　川崎 理歩

作品主旨：
　私の家の近くは、狭い道が多いです。火事のときに消防車が来られるのか調べるため、道の幅を測ったり、消防署の人に教えてもらったりして、地図にしました。すると、車がすれ違えない場所や、見通しが悪い場所があることが分かりました。消防署の人も、通れない場所や障害物を調べて地図にするなど、早く到着するために様々な努力をしているということです。消防署の人たちへの感謝をいつも忘れないようにしたいです。

佳作

作品名：桂坂 お散歩マップ〈京都市西京区〉

受賞者：京都市立桂坂小学校　５年　古賀 新彩

作品主旨：
　この地図を作ろうと思ったきっかけは、散歩で公園巡りをするのでそれぞれの公園やそれらをつなぎあう遊歩道の特徴をまとめようと思った事です。工夫の点は、小学校区全域の公園と遊歩道を紹介するため、それらの地図を詳細に書いたことや公園や遊歩道の雰囲気を伝えるため沢山写真を撮りその貼り方に気を付けた事でした。小学校区全域を実際に周ってみて、車道と遊歩道それぞれ安全を考え工夫してあるということを実感しました。

佳作

作品名：歩道に横断旗をおこう

受賞者：杉並区立高井戸第三小学校　４年　津村 忠宏
　　　　　　　　　　　　　　　　　２年　津村 弥宏

作品主旨：
　ぼくたちがよく使う鎌倉街道は、道がせまいのに、車通りが多く、歩道をわたる時、なかなか車が止まってくれない。だから、横断旗を置きたいと思った。区役所の人が、「多くの人が、あぶないと考えて、団体で申請すると横断旗を置くことができるよ。」と、教えてくれた。どれだけの車がぼくたちに気がついていないか、どんな所が危ないか、調べて、マップを作ることにした。このマップが、横断旗を置くきっかけになってほしい。

佳作

作品名：高崎防災マップ ～災害から命を守るためには～

受賞者：高崎市立滝川小学校　６年　針谷 瑛留

作品主旨：
　台風で近くに流れる利根川が危険水域に達し避難した時は冷静になる事すら難しかったです。
　普段からの防災対策や冷静に行動する事の大切さを想像しながら、マップを作成しました。
　ペットとの同行避難、体の不自由な方やお年寄りの避難経路などもっと広く目を向けなくてはいけないことに気付きました。マップ作りで得た知識を活かし、災害時には地域の方と声を掛け合い助け合えたらなと思いました。