仙台市中学校生徒地図作品展

第52回(令和2年) 仙台地区 主催:仙台市中学校社会科研究会

作品展の概要

「仙台市中学校生徒地図作品展」は、仙台市内の中学校生徒が主題図、高度分布図、土地利用図、地図模型の作成を通して、地図についての理解と地理的な考察力を育てるとともに、資料活用の能力を高めることを目的に毎年11月から12月に開催されています。

作品:地図模型:「富士山」

奨励賞/仙台市長賞

作品名:地図模型:「富士山」

受賞者:仙台市立第二中学校 2年 細目 成美

作品主旨:
 富士山は全体的に円錐のようになめらかな円を描きながら美しく裾が広がっていることが真上から見ることによって分かりました。東側は西側よりも傾斜が緩やかな地形で、人々は山を登りやすいように東側に多く登山道をつくったのではないかと考えました。北東には溶岩流が流れた跡が多く見られ、近くに山中湖があることから、延暦の大噴火のときに桂川をせき止め、山中湖をつくった鷹丸尾溶岩流の跡ではないかと考えました。


作品:地図模型:「上高地」

国土地理院長賞

作品名:地図模型:「上高地」

受賞者:仙台市立西多賀中学校 3年 三瓶 高広、吉岡 卓隼

作品主旨:
 上高地の地図の中で、一番高いところは標高3,190mで、一番低いところは標高760mと、高低差が2,430mもあることが分かった。特に、標高1,550mあたりから奥穂高岳の山頂まで目を引くほどの急な斜面である。
 さらに、全体的に山が入り組んでいて、複雑な地形となっている。また、北穂高岳と南岳の間にある大切戸と呼ばれている鞍部がある。
 その他にも,蒲田川沿いに温泉や鉱山が多く見ることができた。