児童生徒地図作品展

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

奨励賞 ／ 岐阜県知事賞

作品名：はっけん☆ひみつのちか水ろ

受賞者：岐阜大学教育学部附属小中学校　２年　佐藤　由理花

作品主旨：
　近じょの人が「ここに小川があったんだよ。」と教えてくれました。小川が「ち下水ろ」にかわっていました。この「ち下水ろ」がどこにつながっているのかをしりたくてしらべました。
　毎日、あさ、じてん車で水ろさがしに行きました。たいへんだったけど、「ここにあるかな。」とか、ヒントをたどりながらさがすのがたのしかったです。ち図にすると、ぎふしの町中にはいっぱい「ち下水ろ」があることがわかりました。

岐阜県教育長賞

作品名：川と生きる高須輪中　今昔地図

受賞者：岐阜大学教育学部附属小中学校　６年　加藤　僚一
　　　　　　岐南町立北小学校　４年　加藤　嘉人、１年　加藤　剛士

作品主旨：
　去年の地図作品の研究で、治水のことにふれました。そこで、もっと治水のことや水害からくらしを守る工夫について知りたくなったので、調べることにしました。
　この研究を通して、昔の人の洪水から身を守る工夫や治水の歴史について知ることができました。

国土地理院長賞

作品名：やがて地図にのるかもしれない　岐阜の自然災害伝承碑をさがして

受賞者：岐阜大学教育学部附属小中学校　５年　松永　彩花

作品主旨：
　新しい地図記号「自然災害伝承碑」が岐阜市の地図にはのっていないことを知り、今後登録されるかもしれない過去の災害の記念碑について調べようと思いました。
　岐阜の地図で28の災害の記念碑を見つけました。その内20は濃尾地震にかかわるもので、大変な被害をもたらしたことがわかりました。「災害はいつか必ず起こる。」ということを忘れないようにしようと思いました。

（一財）日本地図センター理事長賞

作品名：地図から読みとった長良の歴史～地図を重ねたら何がわかったか？～

受賞者：岐阜市立長良小学校　４年　亀山　明日香、４年　亀山　和香那、３年　亀山　智央

作品主旨：
　私たちの長良小学校は、今から約150年も前にできたという歴史を知りました。そして、昔の長良はどんなふうだったのか、その移り変わりを調べたいと思い、この研究をしました。インタビューをすることで、長良の歴史を発見したいと思いました。
　昔の地図と比べ、歩いてみることで、新しい発見がいっぱいありました。自信をもって長良のことが言えるようになりました。

（公社）日本地理学会会長賞

作品名：いおりの長良川　淡水魚MAP

受賞者：岐阜市立合渡小学校　３年　坂　伊央里

作品主旨：
　ぼくは淡水魚が大すきです。そこで、どこにどんなしゅるいがいるのかしりたいと思いました。
　岐阜県には、いろいろな魚がいます。それは岐阜県にはいろいろな地形があるからだということが、地図を作って分かりました。地形を変えることで、いろいろな生き物に影響が出ます。ぼくは、みんなにいい環境をつくりたいです。

岐阜地理学会会長賞

作品名：数十年に一度の大雨って本当？令和２年７月豪雨

受賞者：岐阜大学教育学部附属小中学校　７年　澤　可奈子

作品主旨：
　令和２年７月に大雨・洪水警報が岐阜市に出ました。しかし、私の住んでいる近くでは、大雨というほど雨が降っていませんでした。けれど、すぐそばで被害があったから、どういう状況なのか調べたいと思いました。
　岐阜県や大きな被害がある所がどういう状況なのか知ることができました。また、岐阜県の降水量をグラフにしたり、日本の天気を図で表したり、分かりやすくまとめることができました。

岐阜県図書館長賞

作品名：防げ水害！ごう雨による水害とダムの関係

受賞者：羽島市立竹鼻小学校　３年　淺野　智恵、１年　淺野　智博

作品主旨：
　小２のとき、円空の母がながら川のこう水でなくなったことを知りました。また、今年の夏には、くま本やげろでごう雨によるこう水があったことを新聞の記事で見ました。どうすれば水害が防げるのか、調べてみようと思いました。
　ダムが作られたことで、水害が少なくなってきたことがわかりましたが、今、ごう雨がふえ、水害が身近なものとなっています。ハザードマップで大雨のときは川に近よらないようにしたいです。