みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト

第13回(令和元年) 全国地区 主催:立命館大学歴史都市防災研究所

作品展の概要

「みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」は、小学生が保護者や家族、地域住民、教員らと一緒に地域の安全安心について調べ、マップを作成することで地域の安全安心に対して関心を持っていただくことを目的に毎年8月末から作品を募集し、10月の表彰式を経て、12月まで作品展を開催しています。

作品:おじいちゃんの家からどこに逃げればいいの?~くらべてみよう可児市と京都市~

奨励賞/最優秀賞

作品名:おじいちゃんの家からどこに逃げればいいの?~くらべてみよう可児市と京都市~

受賞者:京都市立朱雀第二小学校 4年 山下 さくら

作品主旨:私が生まれた年に祖父の家で急な豪雨があり短時間で川や道路に水があふれ避難できなかったという話を聞きました。私の住む京都市は住宅が密集しており、大地震や大規模火災が起きると大きな被害につながりやすく、祖父の家がある岐阜県可児市では山や川が多く、大雨が降ると土砂崩れや川の氾濫が起きやすい事がこの地図を作ることによりわかりました。普段から危険な場所を確認して、もしもの時は早めの行動が大切だと思いました。


作品:市役所前交差点 信号守っていますか?

優秀賞

作品名:市役所前交差点 信号守っていますか?

受賞者:広島大学附属小学校 5年 吉村 悠希

作品主旨:僕が、下校時に車が赤信号で走ってきてぶつかりそうになったことがあり、この交差点で交通規則が守られているか調べることにしました。地図を分かり易くするため、上から見た地図を書きました。また正確なデータを集めるため、カウンターを使って父と同じ時間・場所で調査しました。平日は通勤の人が多く、慌てている人が多かった気がします。皆が少し早く家を出て時間にゆとりを持ったら、事故が減るのではないかと思いました。


作品:わたしの町歩行者用信号ちょうさマップ

入選

作品名:わたしの町歩行者用信号ちょうさマップ

受賞者:加賀市立山代小学校 3年 川上 音色

作品主旨:小学校までの通学路に、押ボタン信号があります。青になって渡りますが、わりと早くチカチカ点めつします。近くには、スーパーもあってお年寄りもよく利用する信号です。いったいどれくらいの時間で赤信号になるのか、その他はどうなのか、ぎもんに思い調べることにしました。


作品:雨水どこに行くの?烏丸お池 水たまりMAP

入選

作品名:雨水どこに行くの?烏丸お池 水たまりMAP

受賞者:立命館小学校 2年 松井 葵

作品主旨:二年前に、すんでいるマンションの入口が大雨の後にしん水をして、エレベーターがとまりました。そこで雨水がどこにながれて行くのかを、しらべることにしました。大雨がふったらすぐに外に出て、どこにながれたり、たまったりするのかをしらべることがたいへんでした。雨水はますから下水道にながれることをしりました。雨がはげしい時には、水たまりとなって歩道や車道にあふれてしまうことが分かりました。


作品:命が助かるハザードマップ

入選

作品名:命が助かるハザードマップ

受賞者:三重大学教育学部附属小学校 5年 北川 尚崇

作品主旨:このマップを作った目的は、南海トラフ地震等が発生した時、地域の人が安全に避難できるように作成しました。津市災害歴を調べて津波が来ない海抜について考えました。地域にある海抜表示は、実際には測っていないことが分かったので、地域の水準点と近くの海抜表示と比べて、より正確な海抜を判断し、また、海抜表示のない所は、国土地理院の電子国土Webで調べました。このマップを活用してみんなの命が助かるといいと思います。


作品:ボクの町の昼夜変ぼうMAP

佳作

作品名:ボクの町の昼夜変ぼうMAP

受賞者:広島大学附属小学校 4年 秋山 僚佑

作品主旨:習い事などで夜道を自転車で移動することが増え、昼間とのちがいが気になったので調べてみようと思いました。結果、昼間は快適な公園や土手も、木もれ日や植物が美しい山道も、夜になると街灯もなく、おそろしくて近寄れないほど変ぼうする場所があることに驚きました。一方、人通りが多く見通しのよい場所も発見できました。昼夜をなるべく同じ構図で撮影すること、細かな気付きも地図に書き込むことを心がけました。