神戸市小学校社会科作品展

第18回(令和元年) 神戸地区 主催:神戸市小学校教育研究会社会科部会

作品展の概要

「神戸市小学校社会科作品展」は、各学年の学習能力に応じ、身の回りの社会事象を歴史的視点・地理的視点・環境的視点などから考察し、多様な発想で表現することで、神戸市内の小学生が、社会科への興味関心を高めることを目的に毎年9月に開催されています。

作品:知っとう?神戸の土砂災害 わかりやすい立体ハザードマップ

国土交通大臣賞/国土地理院長賞

作品名:知っとう?神戸の土砂災害 わかりやすい立体ハザードマップ

受賞者:神戸市立美賀多台小学校 6年 桐谷 友

作品主旨:僕の住んでいる神戸市は、山と海が近く、今までも多くの土砂災害があったことを知りました。神戸市のハザードマップを見てみると思った以上に多くの危険予想区域があり、とてもおどろきました。どのような場所で、どんな危険があるのか調べたことを立体地図にして、それにハザードマップで危険を予測されている場所に色をぬったり、シールで印をつけたりして、たくさんの人に知ってもらえるような立体ハザードマップを作りました。


作品:神戸9区の楽しいなマップ

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:神戸9区の楽しいなマップ

受賞者:神戸市立渦が森小学校 3年 山口 幸星

作品主旨:神戸市9区、全20箇所を実際にめぐって、各施設や自然をイラストに描きました。ぼくの住んでいる神戸市は、いったいどれくらいの大きさなのか?どんな楽しい場所があるのか?を知りたくて研究しました。父とバイクや車、電車を使って、それぞれの場所へ行き、地元の東灘区から始めて、西は明石海峡大橋や須磨海浜水族館、北は有馬温泉など、たくさんの楽しい場所があることを発見しました。


作品:東灘区立体防災マップ

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:東灘区立体防災マップ

受賞者:神戸市立本山第二小学校 5年 西村 優那

作品主旨:私は、去年、校区の防災地図を作りました。今年もたて続けに発生した台風で、ひ害が起こりました。そこで、去年よりも一目で分かりやすい防災地図を作ろうと思い、立体地図にまとめました。立体にすると、海も山も近く、自然に囲まれていることがよく分かりましたが、災害も身近に起きてしまうと実感しました。災害に応じたひ難場所を分かりやすく、シールをはりました。災害ごとのひ難場所と、ルートの確認に役立てたいです。


作品:本物のじごく坂はどこだ?!

入選

作品名:本物のじごく坂はどこだ?!

受賞者:神戸市立美野丘小学校 4年 石川 縁

作品主旨:私は、坂の多い町に住んでいます。特に、私の通学路には、急な坂が三本あり、「グリーンロード」「長みね坂」「地ごく坂」です。この三本の中で、どの坂が一番急か、きになったので、調べる事にしました。自作の角度測り器を作り、5mおきに角度を調べ、ベスト3と平均角度を出しました。「地ごく坂」より「長みね坂」の方が急だとしり、びっくりしました。「長みね坂」より急な坂があれば、調べたいです。


作品:防災MAP~なぎさ小学校~西郷川河口公園~

入選

作品名:防災MAP~なぎさ小学校~西郷川河口公園~

受賞者:神戸市立なぎさ小学校 6年 吉田 彩那

作品主旨:私の町は、阪神淡路大震災後にできた町です。防災に力を入れていると知り、どんな防災があるのか調べました。人と防災未来センターに行き、話を聞いたり、実際に町を歩いて、避難場所や防火水そうなどの防災施設や設備を調べていき、調べたことを地図にまとめました。そうすることにより、実際災害が起きた時、自分がどうしたらよいか知ることができました。


作品:ぼくの町 しおかぜMAP

入選

作品名:ぼくの町 しおかぜMAP

受賞者:神戸市立塩屋北小学校 4年 野津 遼真

作品主旨:ぼくの住む塩屋地域に三年前たん生した「しおかぜ」というコミュニティーバスが地域の中でどのような役割をしているのか調べました。夏休みにしおかぜのバス停を回ってみたり、等高線地図で表してみるとぼくの住む塩屋地域は、道はばがとても狭く、高低差があって、歩くのが大変な事を感じました。これからもしおかぜに地域のたくさんの人達の生活をサポートしてほしいという思いをこめて、この地図を作りました。


作品:校区安全マップ

入選

作品名:校区安全マップ

受賞者:神戸市立千鳥が丘小学校 3年 田島 優衣

作品主旨:わたしの住む町には、坂道やカーブが多いです。登下校中に気づいたら車が来てびっくりすることもあります。そこで、校区内を歩き、あぶないと思った場所の車の量を調べました。また、坂道やカーブで歩行者からの見え方と車からの見え方をかくにんしました。調べたことを地図で表すことで気を付けなければいけないところが一目で分かります。この調査で、より交通安全の大切さを学ぶことができました。