彩の国環境地図作品展

第7回:埼玉地区【彩の国環境地図作品展実行委員会】

作品展の概要

「彩の国環境地図作品展」は、身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地域に対する考察と地図の持つ可能性に対して理解を深めることを目的としています。毎年11月から翌年3月にかけて埼玉県内4カ所において作品展が開催されています。

作品:「ぼくの通学路 チェックポイントマップ」

国土地理院長賞・審査員特別賞

作品名:「ぼくの通学路 チェックポイントマップ」

受賞者:熊谷市立玉井小学校特別支援学級 6年 高橋遼

作品主旨:ぼくは、毎日お母さんと一緒に歩いて登校・下校している。6年間通うこの通学路をじっくりと見つめてみようと思った。ぼくの通学路には何があるのかな?どんな道を通っているのかな?安全は守られているのかな?環境問題はどうなっているのかな?通学路の発見がたくさんつまった地図です。


作品:「所沢市の点字ブロックマップ」

埼玉県知事賞

作品名:「所沢市の点字ブロックマップ」

受賞者:所沢市立中央小学校 5年 木村有里

作品主旨:学校で点字を作ったルイ・ブライユのことを知って点字に興味を持ちました。そこで、所沢市の点字ブロック・点字案内の普及について調べました。道路と信号、バス停、それにいろいろな施設についての普及度がわかりました。


作品:「私たちの住む町の環境調べ」

埼玉県教育委員会教育長賞

作品名:「私たちの住む町の環境調べ」

受賞者:熊谷市立玉井中学校 2年 分須葵、石井美希

作品主旨:私たちは、新堀小学校5年生の時に環境について学習しました。私たちの住んでいる新堀の環境は、どうなっているのか心配になりました。まず酸性雨について調べました。残念なことに新堀に降る雨は酸性雨でした。そこで、空気や水や土はどうなのか心配になり調べました。4年間の調べたことをまとめることにしました。


作品:「入間川周辺の土地利用」

埼玉県立川の博物館長賞

作品名:「入間川周辺の土地利用」

受賞者:西武学園文理中学校 1年 山崎彩加

作品主旨:地理の授業で川が作り上げていく地形などを学習したので、家の近くを流れる入間川について調べようと思いました。そして私の家は川より高い位置に建っているので、段丘面や段丘崖についても調べてみました。


作品:「暑いぞ!熊谷 温暖化対策マップ」

立正大学地球環境科学部長賞

作品名:「暑いぞ!熊谷 温暖化対策マップ」

受賞者:熊谷市立中条中学校 3年 高橋晃子

作品主旨:昨年8月16日に、熊谷市は日本最高気温40.9度を記録した。現在、熊谷市では夏の暑さを人や街づくりの活力に変えていこうとする取り組みが盛んである。ヒートアイランド対策推進宣言都市として、熊谷市が取り組んでいる温暖化対策、熱中症対策を調べた。また、今年は気温38度を越える日がなかったが、昨年の気象と風向きについて調べてみた。


作品:「駅周辺のすいがら調査」

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「駅周辺のすいがら調査」

受賞者:富士見市立水谷小学校 5年 小栗幸久
                       2年 小栗弘毅

作品主旨:去年、町をきれいにする条例ができたので、効果があるのか調べてみようと思い、4日間かけて駅周辺の道路のすいがらを注意深く数えました。すいがらの数の多い少ないをシールで表したり、色々なお店やマンションなどを種類別に色ぬりしてみたら、すいがらとの関係がよく分かるようになりました。調査中は暑かったり、突然雨が降ってきたりして大変だったけど、色々なことが分かって良かったです。


作品:「『緑の遊歩道』環境マップ」

(財)地図情報センター理事長賞

作品名:「『緑の遊歩道』環境マップ」

受賞者:深谷市立常盤小学校 5年 向井咲希
                     3年 向井梓

作品主旨:私たちの家の近くに「緑の遊歩道」があります。そこには多くの木やたくさんの生き物が住んでいます。私たちはここでよく遊びます。また、ここは昔鉄道が通っていたそうです。そこで妹と2人でこの遊歩道にいる生き物について、環境マップを作りました。


作品:「アサガオがとらえた光化学スモッグ」

(社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:「アサガオがとらえた光化学スモッグ」

受賞者:埼玉県立熊谷女子高校 3年 杉本成美
                       1年 杉本麻弥

作品主旨:私達は2005年夏から埼玉県環境科学国際センターの呼びかけで、光化学スモッグによるアサガオ被害調査に参加している。吹上で交通量が大きく異なる2地点で可視被害に差があるかをしらべてみた。


作品:「セミに聞く!涼しい場所を探せ!! in 蕨」

(財)日本自然保護協会理事長賞

作品名:「セミに聞く!涼しい場所を探せ!! in 蕨」

受賞者:埼玉大学教育学部附属中学校 3年 近藤果林

作品主旨:地球温暖化で、最近はとても暑いです。しかし、ここでクーラーをたくさん使うわけにはいきません。今回は自然の中で涼しい場所を探してみました。方法は、セミの音をもとに大きい木を探すというやり方です。セミは大きい木でよく鳴いているのでセミの音がうるさいなあと思ったもの陰は涼しいこともわかりました。この夏は地元でエコにすごしましょう。


作品:「影森周辺の古道&道標・石仏MAP」

(社)日本地理学会長賞

作品名:「影森周辺の古道&道標・石仏MAP」

受賞者:秩父市立影森中学校 1年 小林翼

作品主旨:秩父には三十四ヶ所観音霊場があります。私の住んでいる影森周辺には、昔巡礼が歩いた古道や道標・石仏が数多く残っています。地域の古いものを大切にし、それを通して地域を知ることはとても大切なことだと思います。そこで、影森周辺にある札所、古道等を歩いてまとめました。


作品:「埼玉県 障害者・高齢者にやさしい駅」

日本国際地図学会長賞

作品名:「埼玉県 障害者・高齢者にやさしい駅」

受賞者:西武学園文理中学校 1年 小林実紘

作品主旨:ぼくのおじいちゃんも、おばあちゃんも腰が弱くて階段を上がるのが苦しそうで、この前、秋津駅にもエレベーター、エスカレーターがありました。埼玉県内 このような駅がどのくらいあるのかと思い、これを書きました。