札幌市児童生徒社会研究作品展

第29回:札幌地区【主催:北海道教育地図研究会・札幌市教育地図研究会】

作品展の概要

「札幌市児童生徒社会研究作品展」は、札幌市の児童生徒の社会的なものの見方、考え方を育てると共に表現する力を高めるために、自由研究を中心に地図部門と社会科・生活科・一般作品部門で作品を募集し、児童生徒のより一層の学習向上に寄与することを目的に、毎年10月から11月に開催されています。

作品:わたしのごきんじょマップれきしはっけん

国土地理院長賞

作品名:「わたしのごきんじょマップれきしはっけん」

受賞者:北海道教育大学附属札幌小学校 2年 瀧上夏生

作品主旨:わたしの家は、親せきの人が集まり、みんなでむかしの思い出話をします。「家の前のみちは、馬車が走っていたんだよ。」とおばあちゃんがおしえてくれました。そこでわたしは、夏休み自由けんきゅうで家のまわりのれきしをしらべてみようと思いました。しりょうをあつめ見学をしたりして大へんだったけど、いろいろなれきしがわかってとてもおもしろかったです。これからも、さっぽろのれきしをしらべていきたいと思います。


作品:水ってすごい

札幌市長賞

作品名:「水ってすごい」

受賞者:札幌市立平岸小学校 2年 清水咲百合

作品主旨:夏は水をよく使います。そこで水のことをもっと知りたいと思い、いろいろ調べて見ました。ダムに行ったり、じょう水じょうに行って調べることは、水といっしょにたびをしているようで楽しかったです。山にふった雨が、ダムや水道や下水道を通って海に流れていくようすをくふうしてまとめたり、もけいを作ってみると、水の大切がとてもよく分かりました。水ってすごいということを伝えたくて一生けんめいがんばって作りました。


作品:平和 ヒロシマから学ぶ事

札幌市長賞

作品名:「平和 ヒロシマから学ぶ事」

受賞者:北海道教育大学附属札幌小学校 4年 門田有紀乃

作品主旨:私は毎年家族中で社会の自由研究を楽しんでいます。今回は広島へ実際に行き、そこで学んだこと、体験したことを紙にまとめ、原爆ドームを粘土で作りました。広島と札幌でアンケートをとって戦争に対する考えのちがいも調べました。この研究で、戦争はとてもつらいもので二度と起こってはいけないという事がよくわかりました。みんなにも平和を考えながら折り紙で鶴を折って入れてほしくて鶴の箱もつくりました。千羽になったら広島に送りたいです。


作品:札幌市・世界と日本のごみ問題

札幌市長賞

作品名:「札幌市・世界と日本のごみ問題」

受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 柿原麻衣

作品主旨:最近よく耳にする「エコバック運動」や「環境問題」。私はそれらに関係しているごみについて知りたいと思い、まず一番身近な札幌市のごみ事情を調べ、そして日本や世界はどうなのかも調べました。まとめていくうちに札幌市の取り組みや世界のあちこちで起きている現状など、様々な事がわかりました。そのわかったことを普段のせいかつをより良くするための行動に生かしていくには、身近なささいなことから始めるのが大事だということをこの作品づくりを通して感じました。


作品:ヒートアイランド現象の研究

札幌市教育長賞

作品名:「ヒートアイランド現象の研究」

受賞者:北海道教育大額附属札幌小学校 4年 若山嘉秀

作品主旨:夏になると札幌中心部より、ぼくの住んでいる所はすずしく感じる。同じ札幌なのに不思議だなと思い、調べることにした。市の中心部は、排気や排熱などがこもり、気温が上がるとヒートアイランド現象が起きている。緑や土がたくさんある所では、気化冷却が起きすずしくなることがわかりました。まわりに緑を増やしたり打ち水をすることで、気温が少し下がることもわかりました。みんなが少しずつできたら地球にやさしい気温になっていくとおもいました。


作品:山内家の節約~環境について考えよう~

札幌市教育長賞

作品名:「山内家の節約~環境について考えよう~」

受賞者:札幌市立円山小学校 5年 山内健太朗

作品主旨:今年の夏に行われた、洞爺湖サミットで、世界経済についてや、環境問題に、アフリカ発展など、それぞれの問題解決に向けて話し合われました。ぼくは、この中の環境問題について、自分で何ができるかを考え、自分の家でどの位の電気、水道を使用しているのかを調べ一週間でどの位の節約ができるのか生活を見直してみました。また、家庭ゴミの中でも生ゴミが多いのに気づき、コンポストを作り生ゴミをたい肥にとして再利用しました。コンポストは毎日温度の管理や、生ゴミをかき混ぜたりと大変でしたが少し手を加えることで、ゴミを減量できました。環境への取り組みは、みんなで取り組むことが大切だと知りました。


作品:アイヌ民族って何?

教育地図研究会会長賞

作品名:「アイヌ民族って何?」

受賞者:北海道教育附属札幌小学校 5年 谷章帆

作品主旨要:私は、学校で北海道の地図を初めて作ったと松浦武四郎さんがアイヌの人々と協力して作ったということを学習しました。そしてアイヌ民族についてもっと知りたくなり北海道開拓記念館に行ってみる事にしました。そこで歴史や衣食住を調べていくと北海道に住む私達にとって文化や地名はとてもなじみが深く、知恵や工夫に感心させられる事がたくさんありました。私は、古くから北海道にある文化として大切にしていければよいと思っています。


作品:江戸に学ぶ~循環型社会で地球を救う~

教育地図研究会会長賞

作品名:「江戸に学ぶ~循環型社会で地球を救う~」

受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 柴田章吾

作品主旨:札幌市内で約550トンの産業廃棄物を放置している問題があり、市は行政代執行により産廃の撤去を行った。資源が足りない現代、何でも捨ててしまう社会の在り方を考え直さなければならないと思った。実は、日本では江戸時代においてすでにリサイクルによる資源循環がされていたのである。この事実を知り、現代社会の大きな環境問題の解決のヒントになるのではと課題に取り組んだ。江戸の知識をぜひ多くの人に伝え、地球を守りたい。


作品:こども環境サミット札幌~地球の未来へ今ぼくたち私たちができること~

(財)北海道教育文化協会賞

作品名:「こども環境サミット札幌~地球の未来へ今ぼくたち私たちができること~」

受賞者:札幌市立前田中央小学校 6年 今野了輔

作品主旨:ぼくは、子ども環境サミット札幌に参加しました。そこで、地球の環境がはかいされているということを改めて実感しました。そして、いろいろな国がさまざまな考え方で解決しようとしていることもわかりました。小さなエコからでも始められるので、「エコ豆知識」も書きました。この掲示物を見て、環境問題に興味を持ち、みんなが地球にやさしい暮らしができるようになればうれしいです。そうすれば、環境問題も解決すると思います。


作品:20XX年 巨大台風がやって来る?

(財)北海道教育文化協会賞

作品名:「20XX年 巨大台風がやって来る?」

受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 伊藤未裁紀

作品主旨:最近、「近年、日本に巨大台風がやって来るようになるらしい。」という噂をよく耳にします。更に、その巨大台風は地球温暖化と何らかの関わりがあり、地球温暖化が進むにつれて巨大化していくそうなのです。それを聞いて、なぜ地球温暖化と巨大台風は関係しているのか、もし巨大台風が来たらどのようにして対処するべきなのかを調べてみることにしました。そして、そもそも台風とは何なのか、どのように誕生するのか、どのような仕組みなのかなど、身近な存在でありながら、よく知られていない台風の基礎知識も載せておきました。地球温暖化の影響は気温上昇だけではないこと、巨大台風は今までの台風とは違うことを是非皆さんに理解してほしいです。