とやまみんなの地図作品展

第2回:富山地区【主催:国土地理院北陸地方測量部】

作品展の概要

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象にして、身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察、調査し、それらを地図として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めてもらうことを目的に開催されています。

作品:富山市地場野菜MAP

国土地理院長賞・審査員特別賞

作品名:「富山市地場野菜MAP」

受賞者:富山大学人間発達科学部附属小学校 4年 八木仁志

作品主旨:最近スーパー等で見かける「地場野菜」って何だろう?富山市内でとれる野菜にはどんなものがあるのかな?と疑問に思って調べてみることにしました。スーパーや直売所へ行って調査やインタビューをして、富山市内で色んな野菜がとれることや各地域の特ちょうがわかりました。それらを工夫して、わかりやすいように地図や表に書いたりするのは大変だったけど、とても楽しかったです。


作品:ふるさと発見 大久保のニコニコ自慢

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「ふるさと発見 大久保のニコニコ自慢」

受賞者:富山市立大久保小学校 6年 柳瀬春菜、堀江翔太、佐藤友香、熊瀬未紗、杉谷朋哉

                      5年 江本拓斗、尾上綾汰、小島萌

作品主旨:「大久保は実は大窪だった」私たちはクラブ活動で江戸時代の古地図を探り、大窪の地名を発見し驚きました。大久保の中央を南北に飛騨街道が通り、茶店が数軒あった以外人が住んでいなかったことも調べました。また、この地は、神通川の河岸段丘で長く荒れ地であり、神通川から水をひくために苦労した先人の偉業にも驚きました。さらに、明治になってその用水路を利用した発電所ができ富山県の近代化に大きな役割を果たすこと等、調べた歴史をまとめ、今生きている幸せや地域の自慢をそれぞれ地図に配しました。作品作りの過程で「水で繋がる大窪→大久保」に気付くことができて嬉しかったです。


作品:と山県の海岸の砂調べ

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:「と山県の海岸の砂調べ」

受賞者:富山大学人間発達科学部附属小学校 3年 盛耀一郎、盛友望薫

作品主旨:

[動機]夏休みにいろいろな海岸へ海水浴に行きました。砂の色が、海岸によってちがっていたので、もっとたくさんの海岸について調べました。海岸によって砂の色がちがっていたので、分かりやすくまとめたらおもしろいと思い、地図を作りました。

[感想]富山わんにある海岸は、東の方の海岸の砂は黒色でつぶが大きく、西の方の海岸の砂は茶色でつぶが細かいということが分かりました。富山わんのふしぎが分かって、もっと調べたくなりました。


作品:北陸道・東海北陸道+名神高速ぐるりうどんの旅

国土地理院長賞

作品名:「北陸道・東海北陸道+名神高速ぐるりうどんの旅」

受賞者:片山学園中学校 1年 斉藤男

作品主旨:ぼくがこの地図を書こうと思った理由は、たまに旅行に行ったりする時にたくさんの高速道路を通ります。そのとちゅう、パーキングエリアにとまってご飯を食べます。その時目に入ったのがうどんのメニューでした。1つのパーキングエリアにつき必ずと言っていい程、他にはないうどんと言うのがありました。それで僕はみんながどこに行っても楽しめるように、また、どんなうどんがあるのかを見てもらうために、このマップを作りました。


作品:私が育った小矢部市の人口マップ

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:「私が育った小矢部市の人口マップ」

受賞者:片山学園中学校 1年 埴生怜奈

作品主旨:私が育った小矢部市では、どれくらいの人が住み、どのように人口が推移しているのかしりたくて、くわしく調べてみました。また、小矢部市の人口を通して、昨今大きな問題である少子高齢化が、どのような状況であるのか知りたいと思いました。そこで、地区別人口の分布図を製作し、年代別男女人口の割合や人口の推移をグラフにし、分かりやすいように工夫してまとめてみました。