とやまみんなの地図作品展

第12回(平成30年) 富山地区 主催:とやま地図作品研究会

作品展の概要

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、それらを「地図」として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めることを目的に毎年11月に開催されています。

作品:コード・ブルー in TOYAMA

国土交通大臣賞/とやま地図作品研究会長賞

作品名:コード・ブルー in TOYAMA

受賞者:富山市立堀川小学校 5年 荒井 奏音

作品主旨:テレビのドラマを見て、ドクターヘリのことを知り、わたしたちの富山県にもあるのかなと興味をもち、調べました。すると、富山県にもドクターヘリがあり、出動の流れや運用について詳しく知ることができました。また、ヘリという移動手段の特性から遠隔地域や富山県の地形的な特色である北アルプスに囲まれた山岳地域での緊急を要する患者さんを短時間で搬送することができることが分かり、その必要性や重要性を実感しました。


作品名:未来へつなぐハザードマップ

国土地理院長賞

作品名:未来へつなぐハザードマップ
受賞者:富山市立堀川小学校 5年 笹倉 心人

作品主旨:3年生から一貫して安心・安全なまちづくりについて地図に表現してきました。すると、昔、大きな水害があり、今も砂防工事を続け、災害が起きないように努力していることを知りました。そこで、身近な町内にある危険箇所を調べ地図に表現することで、まちの人々に安全への意識を呼びかけようと考えました。この地図づくりを通して、様々な危険が潜んでいることを知り、日頃から安全に対する意識を高くしてくらすことの大切さを学びました。


作品名:黄金通りと桜橋電車通りの変化

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:黄金通りと桜橋電車通りの変化

受賞者:富山市立堀川小学校 3年 仲松 虹海

作品主旨:家の近くに桜橋電車通り商店街があることを知りました。しかし、調べていくと以前は多くのお店があり、とても活気があったことから「黄金通り」と呼ばれていました。しかし今は、自動車が増え、少しずつお客さんが、郊外の大型店へと流れて、商店街の店が閉店しました。そして、平成15年に「桜橋電車通り」という名前に変わりました。この2つの通りの様子を比べ、昔の賑やかさを知り、もっと元気な通りにしたいと思いました。


作品名:がんばれ!桜橋電車通り

(公社)日本測量協会長賞

作品名:がんばれ!桜橋電車通り

受賞者:富山市立堀川小学校 3年 姫野 理央
作品主旨:僕は、社会科で「堀川の道は語る」の学習から桜橋電車通りについて調べました。すると、祖父がこの通りでお店をしていたことから、興味をもちました。調べていくと、昔はもっとお店があったそうで、少しずつ郊外の大型店へとお客が流れ、通りにあるお店が閉店してしまいました。それでもなお、お店を続けておられる店や人を調べ、地図に表現することで、桜橋電車通り商店街を応援したいと思いました。


作品名:過去と未来へタイムスリップ -大泉本町二丁目-

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:過去と未来へタイムスリップ -大泉本町二丁目-

受賞者:富山市立堀川小学校 3年 柴本 愛子

作品主旨:私は、社会科で「堀川の道は語る」の学習から、町内の人に、「柴本さんの家は昔、工場があったんだよ」と聞き、大泉本町二丁目の今と昔の様子の違いがあることを知り、比べたくなりました。昔のことを知る町内の人にインタビューすることで、今まで知らなかった町内の歴史についても学ぶことができました。地図づくりに取り組むことで、自分の町内について詳しくなり、もっとこの町内が好きになりました。