多摩市身のまわりの環境地図作品展

第22回(平成30年) 多摩地区 主催:多摩市身のまわりの環境地図作品展運営委員会

作品展の概要

「多摩市身のまわりの環境地図作品展」は、日常、触れたり感じている身のまわりの生活環境を取り上げ、自分で観察し、地図として表現することにより、環境の捉え方を身を持って学び、環境に対する理解を深めることを目的に毎年11月から12月頃に開催されています。

作品:多摩市の川 MAP

奨励賞/国土地理院長賞

作品名:多摩市の川 MAP

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 葛岡 光太郎

作品主旨:自宅のそばに小さな川が流れていることや小学校で行った多摩川学習で川を身近に感じたこともあり、このテーマを選びました。朝の5時半から約6時間かけ、撮影したのは40か所以上になります。7時を過ぎると一気に気温が上がり、気づけば汗だくになっていました。撮影ごとに地図に印をつけながら、すべて終わった時にはほっとしました。写真を上手くまとめるのにも苦労しましたが、満足のいく作品ができたと思っています。


作品:多ましの川の生きものちょうさ

(一社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:多ましの川の生きものちょうさ

受賞者:多摩市立南鶴牧小学校 2年 佐藤 太一

作品主旨:ぼくは、魚がすきだからこの作品をつくりました。ちょうさをしてかんじたことは、外来しゅが多かったことです。大くり川では、アカミミガメ、こった川では、金魚やザリガニがとれました。また、ざい来しゅも多くとれました。モロコ、オイカワ、アブラハヤなど見わけるのがむずかしかったです。多ましの川は、魚が多かったです。ぼくは、しょうらいのために魚をまもりたいです。


作品:知っておこう!多摩市の給水施設MAP

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:知っておこう!多摩市の給水施設MAP

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 武藤 希

作品主旨:私達が住んでいる多摩市で、災害が起きて断水になった時のために、給水施設を調べたいと思い、この地図を作りました。11ヶ所の給水施設を見て回ったり、市の防災安全課の方に電話をして質問したり、施設の説明や写真、地域区分の色ぬりが大変でした。しかし、実際にその場所に行ったことで、災害に備えることは大切だと改めて感じることができました。それぞれの給水施設の目印となるものも書いているので、役立ててもらえれば嬉しいです。


作品:高齢者の割合マップ

(一社)地図調製技術協会長賞

作品名:高齢者の割合マップ

受賞者:多摩市立永山小学校 6年 大日向 恵惟

作品主旨:総合的な学習の時間に、日本の高齢化率が2010年に世界一になったことを知りました。また、多摩市は国よりも速い速度で高齢化が進む見込みであることを知り驚きました。そこで、多摩市の人口構成や地区ごとの違いに興味をもち調べました。数字だけでは分からないこともあるので、実際に地域を歩き見て感じたことをもとに地図を作成しました。少子高齢化が進むなか、自分にできることはないか考えるよい機会になりました。


作品:多摩川 橋のミュージアム化!?

(一財)地図情報センター理事長賞

作品名:多摩川 橋のミュージアム化!?

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 根本 果凜

作品主旨:小さい頃、祖母と散歩した隅田川は橋のミュージアムと呼ばれているそうですが、では多摩川はどうなのかなとふと思ったことがきっかけでいろいろ調べてみました。橋は予想をはるかに超える多さだったので、橋を選んで橋の写真を川の地図に位置を合わせて貼るのが大変でした。環境地図を作ってみて、今まで知らなかったことがわかったり、多摩川には多摩川の良さ、隅田川には隅田川の良さを感じることができて良かったです。


作品:多摩市の伝説

(公社)日本地理学会長賞

作品名:多摩市の伝説

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 3年 辻田 萌

作品主旨:以前、多摩市の神様について調べたときに多摩市には色々な伝説があり興味を持ち、まとめてみました。調べてみて水辺では人がいなくなってしまう話が多く、水の近くは危険だという暗示が込められているのだと感じました。言い伝えにこの様な意味も込められている事もあるので、昔の話を調べてみれば災害の多い今日の防災にも役立つのではないだろうかと思います。


作品:多摩市みんなの避難所マップ  Map of the shelters in Tama City

日本地図学会長賞

作品名:多摩市みんなの避難所マップ Map of the shelters in Tama City
受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 2年 辻田 雛
作品主旨:題名のように、誰が見ても一目で分かるように絵を多用することを心がけました。QRコードを作って使えるか確認し、貼るのが大変でした。地図の作成をきっかけに防災の講演会に参加しました。そこで、災害用伝言ダイヤルの利用の練習日が設けられていることを知りました。私がためしにやってみたところ、一度ではなかなか上手くいきませんでした。なのでぜひ練習してみてください。