札幌市児童生徒社会研究作品展
第32回(平成23年) 札幌地区 主催:北海道教育地図研究会・札幌市教育地図研究会作品展の概要「札幌市児童生徒社会研究作品展」は、札幌市の児童生徒の社会的なものの見方・考え方を育てると共に、表現する力を高めるために自由研究を中心に地図部門と社会科・生活科・一般作品部門で作品を募集し、児童生徒により一層の学習向上に寄与することを目的に、毎年10月から11月に開催されています。 審査員特別賞・国土地理院長賞 作品名:「石狩川探検」 受賞者:札幌市立西園小学校 6年 髙橋咲名 作品主旨:私は、川を調べ初めて3年目になります。石狩川を調べようかと思った理由は川が大好きだからと、2年前からいしかりがわを調べようと思っていたからです。家~石狩川の札幌大橋~月形大橋の手前までを7時間20分かけて母と自転車で調べたことが、暑くてつかれて大変だったけれど楽しかったです。ハチに追いかけられたり、キツネを見たりしました。 私の質問に答えてくれた岩見沢河川事務所の方や、北海道電力の方達に感謝しています。 (社)地図協会賞 作品名:「もしも札幌に直下型地震が起きたら ~被害の想定と対策~」 受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 平野このみ 作品主旨:3月11日、この日、東北地方に直下型地震が発生した。私の住んでいる札幌市でも大きな揺れを感じた。自然災害はいつ、どんな時におきるかわからない。今回の東日本大震災で災害の怖さについて改めて実感した。私は「札幌で東北地方を襲った直下型地震が起きたら、一体どうなってしまうのだろうか。」という疑問に思い、今回の自由研究に取り組んだ。調べてみると、普段の日常生活から災害に備えることが大切だと思った。 札幌市教育長賞 作品名:「校区まるまる円山動物園 ランドスケープイマージョンを取り入れた次世代エネルギーパーク」 受賞者:札幌市立大倉山小学校 4年 柴田礼王 作品主旨:僕は円山動物園の昔と今を知り、未来の園を作りたくなりました。園の経営係長さんに今の取り組みやこれからの役割を尋ね、飼育員さんに動物と地形の関係を教わり、実際に校区を歩き地形を調査し、動物を置きました。家を園長室にして実際に地図模型を作ると、想像より高低差のある地区でした。ランドスケープイマージョンと次世代エネルギーを考えて動物園を作る事は、人と動物が共存する未来を作る事だという事にも気付きました。 札幌市長賞 作品名:「姉妹都市提携の意義」 受賞者:札幌市立北辰中学校 2年 鈴木花波 作品主旨:東日本大震災で被災した都市をその姉妹都市が支援していることを耳にしたことがきっかけで、姉妹都市の交流や姉妹都市を持つ意味について関心を持ちました。そこで札幌市の姉妹都市について調べてみると、活動は市民と市民の交流や理解によって成り立っていることがわかりました。それには、相手の国やまちをより身近な存在に感じられることが大切で、市民が交流に参加できる機会をつくることが重要だと思いました。 札幌市教育長賞 作品名:「がんばれ 円山動物園」 受賞者:札幌市立山の手小学校 4年 中里有希 作品主旨:私は動物が好きなので、し育員の仕事に興味がありました。そこで、円山動物園について調べてみることにしました。実際に動物園で働く人の話を聞いたり、仕事体験をして、動物の生態やし育の工夫が分かりました。獣舎を観察した事で、施設にも動物に合わせた工夫がある事が分かりました。動物の命を預かる責任の重さと、し育員さんの動物に対する愛情が、私の心に強く残りました。 札幌市教育長賞 作品名:「札幌登山紀行」 受賞者:札幌市立円山小学校 6年 南田珠緒 作品主旨:私は2年前から登山を始めました。去年は富士山にも登りました。今年は札幌の山にたくさん登ったので、それをまとめて札幌登山紀行という自由研究にしました。登った山10個のうち、余市岳が一番大変でドキドキしました。理由は余市岳は札幌で一番高い山ということ、そして登山道に熊のフンがたくさん落ちていた事です。これからもどんどん高い山に挑戦して、たくさんの発見をしたいです。 札幌市教育長賞 作品名:「どうなる!? 原発問題」 受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 堀口純平 作品主旨:今回の標題の調査動機は3月11日に起きた東日本大震災で大きな被害を受けた「福島原発」について知りたいと思ったからです。また今後の日本、世界は原発の対応をどう動くか、などとても興味が湧いたからです。作品には日本の資料だけではなく、世界各国との比較が出来るように多く資料を載せました。日本は、自然災害が多いため原発は向いてないのでは?と思っています。なので将来的に脱原発をするべきだと思います。 札幌市教育地図研究会会長 作品名:「貿易白書 世界の貿易統計」 受賞者:札幌市立北辰中学校 3年 橋本優花 作品主旨:東日本大震災で、世界各国が日本を支援してくれました。そこで国際関係に興味を持ち、貿易について調べました。しかし探している資料になかなか巡り合えず、苦労しました。やっとの思いで見つけ出した資料を片手に作品を作りました。今まで知らなかったことを知ることが楽しくて、作品に没頭していました。世界のことや日本のこと、これからの貿易の課題を知ることができ、本当に良い経験になりました。 (財)札幌市教育協会賞 作品名:「西おかのエコ みーつけた」 受賞者:札幌市立西岡小学校 2年 関根晴紀 作品主旨:家にソーラーパネルをつけた時、お父さんに「どうしてつけるの?」と聞いたら、「晴紀が大人になった時の地球を汚さないためだよ。他にも、地球を汚さない工夫がいっぱいあるよ。」と聞き、校区にはどのくらいのエコがあるのか、玄関フードとソーラーパネルを調べてみることにしました。調べてみるとソーラーパネルは少なく、資源を無駄にしない工夫の方がたくさんあり、ソーラーパネルがもっと増えてほしいなと思いました。 (社)日本地図調製業協会賞 作品名:「とびだす札幌!!」 受賞者:札幌市立屯田西小学校 3年 近岡美怜 作品主旨:社会の時間に札幌市の土地の様子について学習しました。札幌市は10区に分けられていますが、わたしの住んでいる北区いがいの区の様子はあまり知りませんでした。そこで、かく区の様子について調べ、それを楽しく表そうと思い、「とび出す絵本」のようにしてまとめてみました。かく区のページで、何をどのようにとび出すようにするのかを考えたり、しかけをつくったりと大変でしたが、楽しい絵本ができあがり、うれしかったです。 |