最終更新日:2023年3月28日

高さを求める歴史

年表 高さを求める歴史
西暦 和暦 記事
1873年 明治 6年 東京隅田川河口(霊岸島)において、量水標を設置し潮位観測を開始。
1876年 明治 9年 内務省地理局 東京-塩釜(宮城県)の近代的水準測量を実施。
1883年 明治16年 参謀本部測量課 東京周辺の精密水準測量を実施。
その後、全国へ水準路線を拡大。
1891年 明治24年 東京三宅坂の参謀本部陸地測量部内に水準原点を設置。
陸地測量部が、本格的な潮位観測を開始(油壷、輪島、鮎川、串本、深掘、外浦)
1913年 大正 2年 全国一等水準網の第1回測量がほぼ完了。
1923年 大正12年 関東大震災を契機に第2回測量を開始。
昭和20年までにほぼ改測終了。
1925年 大正14年 (このころ)カールツァイスのN3)型精密水準儀及びインバール精密水準標尺の使用がはじまる。
1928年 昭和 3年 水準原点の原点数値を改定。(関東大震災による)
1946年 昭和21年 南海地震を契機に改測を開始。昭和36年までにほぼ改測終了。
1954年 昭和29年 (このころ)ウイルドのN3型精密水準儀及びインバール精密水準標尺の使用がはじまる。
1969年 昭和44年 「昭和44年度平均成果」を公表。(北海道を除く水準点)
1972年 昭和47年 「昭和47年度平均成果」を公表。(北海道の水準点)
2002年 平成14年 「2000年度平均成果」を公表。実測重力値を用いた「正標高補正」を採用
2011年 平成23年 水準原点の原点数値を改定。(東北地方太平洋沖地震による) 
東日本の水準点測量成果を改定。(東北地方太平洋沖地震による)「測地成果2011」
カールツァイス3型精密水準儀
ツァイス社製Ni002型自動水準儀