昭和43年10月 |
郵政省電波研究所が鹿島支所内(茨城県)に26mアンテナを建設 |
昭和52年1月 |
電波研究所が鹿島-横須賀間で初のVLBI基礎実験実施 |
昭和56年4月 |
国土地理院が測地網の規正、プレート運動検出等のため可搬型VLBIの開発に着手 |
昭和57年3月 |
国土地理院構内(茨城県つくば市)に可搬型5mアンテナが完成 |
昭和58年11月 |
電波研究所が鹿島-モハービ、オーエンスバレー(米国)間で初の日米VLBI実験を実施 |
昭和59年6月 |
電波研究所がVLBIを用いた静止衛星の精密軌道決定観測を実施 |
昭和59年7月 |
国土地理院が可搬型5mアンテナを用いて電波研究所とVLBI実験を開始 |
昭和60年11月 |
電波研究所が日米VLBI実験によりプレートテクトニクス理論を検証(ハワイ、マーシャル諸島が年に数cm日本に接近) |
昭和61年10月 |
可搬型5mアンテナによる測地VLBI実験開始(鹿島-新富(宮崎県))。以後、平成7年末頃まで、各地で可搬型VLBIアンテナによる観測を実施 |
平成2年1月 |
通信総合研究所(昭和63年に電波研究所から名称変更)と国立極地研究所が世界初の南極VLBI観測に成功(鹿島-昭和基地) |
平成4年12月 |
鹿島26mアンテナ、国土地理院へ所管換 |
平成7年6月 |
新十津川(北海道)に3.8mアンテナの固定観測局を設置 |
平成7年10月 |
可搬型3.8mアンテナを用いて、スウォン(韓国)-鹿島間で日韓VLBI観測を実施 |
平成8年6月 |
固定観測局による国内VLBI観測(JADE)を開始 |
平成9年3月 |
姶良(鹿児島県)に10mアンテナの固定観測局を設置 |
平成9年7月 |
父島(東京都小笠原諸島)に10mアンテナの固定観測局を設置 |
平成10年3月 |
つくばに32mアンテナが完成し、新十津川、父島、姶良、鹿島の5局8基線の国内基線測量網を構築 |
平成10年6月 |
つくば VLBI観測局におけるVLBI観測開始 |
平成11年1月 |
国際VLBI事業(IVS)が設立され、国土地理院がIVSの観測局及び相関局に登録される |
平成14年2月 |
つくばで第2回IVS総会を開催 |
平成14年4月 |
測量法が改正され、測量の基準が日本測地系から世界測地系に移行した。移行に際し、鹿島、新十津川、海南のVLBI観測結果を使用 |
平成14年5月 |
つくばVLBI観測局、地球の自転に基づく世界時(UT1)の監視のための定常観測を開始 |
平成15年3月 |
鹿島26mアンテナ解体 |
平成15年5月 |
つくばVLBI観測局、小惑星探査機「はやぶさ」の軌道決定観測に参加 |
平成20年2月 |
国土地理院と情報通信研究機構がスウェーデンのオンサラ観測所とVLBI観測を実施し、当時世界最短(3分45秒)で地球自転の速度の算出に成功 |
平成21年3月 |
IVSがVGOSの仕様を決定 |
平成22年4月 |
IVSの解析センターに登録(地球自転の速度の迅速提供) |
平成23年10月 |
東北地方太平洋沖地震に伴う日本経緯度原点の数値変更にVLBIを使用 |
平成25年12月 |
新十津川局運用終了 |
平成26年10月 |
石岡(茨城県)に世界で4番目となるVGOSに対応した13mアンテナが完成し、試験観測を開始 |
平成27年2月 |
父島局運用終了 |
平成27年3月 |
姶良局運用終了 |
平成27年12月 |
固定観測局による国内VLBI観測(JADE)終了 |
平成28年5月 |
石岡測地観測局の本格運用開始 |
平成28年8月 |
石岡VLBI観測施設において初めてのVGOS観測を実施 |
平成28年12月 |
つくばVLBIアンテナ運用終了 |
平成29年3月 |
つくばVLBIアンテナ解体 |
令和2年1月 |
IVSがVGOSの定常観測を開始。以降、石岡VLBI観測施設もVGOSの定常観測を実施 |
令和4年4月 |
ITRF2020の公開。石岡VLBI観測施設における局位置と局速度が初めて与えられる |
令和6年3月 |
つくばで第13回IVS総会を開催 |