北海道地方測量部のトピックス(令和2年度)

令和2年度の北海道地方測量部のトピックスをご紹介します

北海道地方測量部のトピックス(令和2年度)


北海道地方測量部は(公社)日本測量協会北海道支部と共催で、第18回北海道測量技術講演会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催方法をオンライン開催(オンデマンド形式)に変更して実施し、官公庁、民間等から216名の参加をいただきました。

今回のテーマは、「測量の高度化に向けた最新技術の動向」とし、酪農学園大学の金子正美教授からは、地理空間情報分野のオープンデータの活用について、防災情報サイトの構築や、森林・湿地保全に関する指標の評価を通じたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献の取組などを紹介いただきました。
内閣府宇宙開発戦略推進事務局準天頂衛星システム戦略室の飯田洋企画官からは、準天頂衛星システム『みちびき』の概要や、ドローン配送、ロボット農機の自動運転などの新たなサービスの可能性について紹介いただきました。
北海道開発局事業振興部機械課の小野寺敬太運用係長からは、「除雪現場の省力化による生産性・安全性の向上に関する取組プラットフォーム」(通称 “i-Snow”)の概要、国道334号知床横断道路における実証実験の結果などについて紹介いただきました。

国土地理院の伊藤純一企画部専門調査官からは、測量新技術に対応した作業規程の準則の改定、3Dデータ整備に対応した各種マニュアルの作成、新たな技術開発などの公共測量における国土地理院の取組について報告しました。

1.開催日時・場所
 令和3年2月24日(水)~ 3月7日(日)
 オンライン開催

2.講演プログラム
 国土数値情報など国土地理院コンテンツを活用したオープンデータの推進とSDGs(持続可能な開発目標)への貢献
  酪農学園大学 農食環境学群 教授 金子 正美
  資料(PDF4.41MB)

 準天頂衛星システム『みちびき』の概要と利活用事例
  内閣府 宇宙開発戦略推進事務局
  準天頂衛星システム戦略室 企画官 飯田 洋
  資料(PDF2.58MB)

 ICTを活用した除雪現場省力化の取組“i-Snow”について
  北海道開発局 事業振興部 機械課 運用係長 小野寺 敬太
  資料(PDF3.44MB)

 公共測量における測量新技術への取組
  国土地理院 企画部 専門調査官 伊藤 純一
  資料(PDF7.25MB)

3.参加者
 総数 216名
 • 国の機関        8名
 • 地方公共団体    41名
 • 民間会社      143名
 • 公益社団法人等   12名
 • 教育関係       10名
 • その他           2名
公共測量の円滑な実施及び地理空間情報の利活用の推進などを目的とし、毎年標記会議を6月下旬から8月上旬頃に実施しているところですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、令和2年度標記会議は対面式の会議を中止し、資料の郵送及びホームページでの公開に変更することにいたしましたのでお知らせします。

会議で説明予定であった議事について、資料を公開いたします。
ご質問等がございましたら、国土地理院北海道地方測量部までお問合せください。

〈議事内容〉
(1)公共測量関連      ⇒説明動画はコチラ
  • 公共測量の手続き及び計画における要点と事例
     資料1/2(PDF4.1MB)  資料2/2(PDF2.1MB)
(2)地理空間情報関連      別添パンフレット
  • 地理空間情報の利活用 防災・災害対応に役立つ地理空間情報
     資料1/3(PDF3.5MB)  資料2/3(PDF3.6MB)  資料3/3(PDF2.3MB)

 

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