自然災害伝承碑の取組

~地図を通して過去に発生した自然災害を伝える~

国土地理院では、自然災害伝承碑の情報を地形図等に掲載する取組を行っており、令和元年6月19日からウェブ地図「地理院地図」で公開を始めるとともに、令和元年9月1日には自然災害伝承碑を掲載した初めての2万5千分1地形図を刊行しました。
北海道内では、北海道南西沖地震の発生日である平成5年(1993年)7月12日にちなんで、令和元年7月12日に自然災害伝承碑(時空翔:奥尻町)の公開を開始しました。

伝承碑のアイコン自然災害伝承碑とは

過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントのことです。
国土地理院の地形図やウェブ地図「地理院地図」に掲載することで、過去の自然災害の教訓を地域の方々に適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目指します。自然災害伝承碑の情報は、身近な災害を学ぶための学習教材として、学校における防災教育等多方面に幅広く活用できます。

国土地理院における取組全体の詳細については、「自然災害伝承碑の取組」を御覧ください。

伝承碑のアイコン 北海道地区における自然災害伝承碑の掲載状況

北海道地区では、24市町38基の自然災害伝承碑を公開しています。(令和5年5月18日現在)

ウェブ地図「地理院地図」上にて自然災害伝承碑を重ね合わせて御覧になりたい方は、地図の種類で「災害伝承・避難場所 > 自然災害伝承碑」から選択して表示してください。
北海道地区における自然災害伝承碑の一覧表を御覧になりたい方は「掲載市区町村一覧」を御覧ください。

伝承碑のアイコン 北海道内市区町村担当者の皆様へ

貴市区町村管内に自然災害伝承碑が建立されておりましたら、北海道地方測量部まで御連絡をお願いいたします。地理院地図等への掲載のために必要な申請書類・手続き等、御説明させていただきます。
掲載手続等の詳細は「市区町村担当者の皆様へ」を御覧ください。

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