北海道地方測量部の地理教育支援の実績(令和5年度)

学校の授業等へ講師を派遣した実績を紹介します

地理教育支援の実績(令和5年度)

北海道地方測量部は、令和6年2月8日(木)に北海道札幌丘珠高等学校で「地理総合」の授業の講義を実施しました。

実施日

令和6年2月8日(木)11:55~12:45

場所

北海道札幌丘珠高等学校

対象者

高校1年生 約270名

実施制度

地理教育支援

参加職員

北海道地方測量部測量課測量係長

内容

1年生全体7クラスに対する地理総合の授業として、オンラインでの双方向配信により全クラスの生徒に同時進行で授業を行いました。国土地理院の業務紹介の後、地理院地図の活用について実習を行いました。

北海道地方測量部は、令和5年11月09日(木)に北海道東川高等学校の開催する「1日防災学校」に参加しました。

実施日

令和5年11月09日(木)11:55~12:45

場所

北海道東川高等学校

対象者

高校1年生 52名

実施制度

北海道 1日防災学校

参加職員

北海道地方測量部次長

内容

1日防災学校として学校全体の防災訓練や学年毎の外部講師による実習・授業等を実施する中で、1年生2クラスを対象に授業を行いました。国土地理院の業務紹介の後、防災対策におけるハザードマップの有効性について解説し、さらに各自のタブレット上で地理院地図を利用して避難経路を分析する実習を行いました。

北海道地方測量部は、令和5年10月18日(水)に北海道夕張高等学校の開催する「1日防災学校」に参加しました。

実施日

令和5年10月18日(水)13:20~14:10

場所

北海道夕張高等学校

対象者

高校2年生 20名

実施制度

北海道 1日防災学校

参加職員

北海道地方測量部次長

内容

1日防災学校として学校全体の防災訓練や学年毎の外部講師による実習・授業等を実施する中で、2年生1クラスを対象に授業を行いました。授業は地学の授業枠として、地震や火山等の災害発生のメカニズムの説明を導入とし、地殻変動の監視等の国土地理院の業務紹介を含めつつハザードマップを活用した防災対策の有効性を解説しました。

北海道地方測量部と札樽地区測量設計協会札樽若力会(さっそんわかりきかい)は、令和5年7月12日(水)に札幌市厚別区の市立ひばりが丘小学校で「測量体験学習会」を開催しました。この学習会は、「測量の日」記念行事の一環として、地図と測量に関する知識と理解の向上を図ることを目的に平成8年から札幌市内の小学校で実施しているもので、今年で28年目となります。

実施日

令和5年7月12日(水)8:45~12:15

場所

札幌市立ひばりが丘小学校

対象者

小学6年生 48名

実施制度

地理教育支援、「測量の日」記念行事

参加職員

北海道地方測量部次長、北海道地方測量部測量課調査係員

内容

最初に教室で、北海道地方測量部からなぜ測量が大切なのか、測量や地図作成の手順、地理院地図による学校周辺の今と昔の状況などについて説明を受けました。その後グラウンドに移動して、8班に分かれてトータルステーションを用いて距離と角度から位置を求めるトラバース測量を体験しました。次に体育館に移動し、20mの距離を歩測により予測し、その後実際の距離をトータルステーションで測定する歩測体験をしました。歩測の後には記念に設置された石標の位置座標をGNSS測量で計測する様子を見学してから、ピンポイントトライアルでグラウンドに描いた大きな北海道と一緒に全員の記念撮影を行いました。記念撮影後は体育館に戻ってピンポイントトライアルと歩測の表彰式を行い、最後にドローンの見学を行いました。

実施の様子

講義の様子
北海道地方測量部による地図と測量の説明

トータルステーション測量の様子
トータルステーションを用いた測量に挑戦

記念撮影の様子
描かれた北海道の形の中で記念撮影

北海道地方測量部では、北海道教育大学札幌校で教員を志望する学生を対象として開講している「子ども・地域と防災教育」科目の一環として、昨年度に引き続き「防災と地図情報」と題した講義を実施しました。この講義は、同釧路校にもオンラインで配信されました。

実施日

令和5年5月16日(火)9:00~10:30

場所

北海道教育大学 札幌校、釧路校(オンライン配信)

対象者

大学生 約40名

実施制度

地理教育支援

参加職員

北海道地方測量部長

内容

講義では、最初に我が国の地形の特徴、近年の降水量の変化、地震・火山活動の分布を示し、災害が発生しやすい状況であることを説明しました。次に、2校周辺の地形図や札幌市と釧路市のハザードマップを見せながら、この地域の標高や勾配を確認し、この地域で想定される浸水や津波災害について理解してもらいました。また、国土地理院ホームページで提供している空中写真や主題図、地殻変動情報、自然災害伝承碑を北海道内の具体例を示し、国土地理院の災害対策活動について説明しました。後日、受講した学生は疑問点や感想をまとめたレポートを作成して提出していただきました。

実施の様子

講義の様子
札幌校と釧路校とでオンラインによる同時授業の様子

北海道地方測量部は、札幌市立篠路小学校で3年生を対象に「地図とわたしたち」と題して出前講座を実施しました。

実施日時

令和5年5月12日(金)10:35~12:10

場所

札幌市立篠路小学校

対象者

小学3年生 60名

実施制度

国土地理院「出前講座」

参加職員

北海道地方測量部測量課長、北海道地方測量部測量課測量係員

内容

前半は体育館で地図についての説明、地理院地図を用いて篠路駅の東口と西口周辺の比較、新旧の空中写真で学校周辺が変遷していることを理解してもらいました。後半は学校周辺を歩きながら建物の位置、大きさ、記号などを地図で確認しました。

実施の様子

講義の様子
体育館での講義の様子