日本の島の数 よくあるご質問(FAQ)

島の数に関する、よくあるご質問及び回答です。

質問1 自然に形成された周囲長0.1km以上の陸地のことを「島」と言うのですか。
回答1 違います。我が国が平成8年に批准した「海洋法に関する国際連合条約」では、「島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう。」とされており、
     これに該当する周囲長0.1km未満の陸地も「島」になります。

質問2 「周囲長0.1km以上」とは何(の基準)ですか。
回答2 電子国土基本図から島の数を数える際の条件の一つです。昭和62年公表の海上保安庁による島の数の調査で用いられた基準を踏襲しました。

質問3 従前の数から2倍以上に変わっていますが、新たな島を多数発見したということですか。
回答3 国土地理院が維持管理する電子国土基本図に描画されている陸地を対象として、一定条件の下で数えた結果であり、新たな島が発見されたということではありません。

質問4 6,852島から14,125島へ変わったことで領土・領海に影響はあるのでしょうか。
回答4 我が国の領土・領海に影響を与えることはありません。我が国の国土の面積は、電子国土基本図に基づき全ての陸地を計測しています。
     また、島の数については「我が国の領海の外縁を根拠付ける領海基線を有する島(国境離島)」の数(令和5年2月2日付け内閣府総合海洋政策推進事務局公表)との整合性を確保しています。


                                 【参考】領海等に関する用語 (出典:海上保安庁ホームページ)
 



質問5 今後の更新予定はありますか。
回答5 測量に係る技術の進歩により、今後も計上の対象となる「島の数」は変わり得る場合があります。また、自然の島については、浸食、海面の上昇、火山活動等によって、
     現状が変化し得るものと考えています。今後とも、我が国の国土の現状を把握し、「島の数」について適時に見直しを行っていきます。