第3回中部ライフガードTEC2015 -防災・減災・危機管理展-

第3回中部ライフガードTEC2015 -防災・減災・危機管理展-

 平成27年5月21日にポートメッセなごや「交流センター」において、「第6回南海トラフ地震対策中部圏戦略会議」が開催されました。同会議に併せて開催された「第3回中部ライフガードTEC2015」-防災・減災・危機管理展-では、南海トラフの巨大地震に備え、「防災」「減災」「BCP(事業継続計画)」をテーマに、最新の技術、サービスなどが一堂に展示・紹介されました。当部は、同会議に構成員として出席するとともに、同展にブースを設け、インターネットを利用したモバイル端末による「地理院地図」の実演、デジタル標高地形図「濃尾平野」等のパネル展示及び、地理院地図3Dデータと3Dプリンタを用いて、当部で作成した「御嶽山」の立体模型(25cm×25cm)に対し、プロジェクションマッピングを使って、多種の地理空間情報を切り換え投影する実演を行いました。
 来場者から、地理院地図は過去(特に「昭和20年代米軍撮影」)の空中写真が表示できることや標高の計測に関心が寄せられ、「今後は地理院地図を使いたい」等の感想を多数いただきました。また、立体模型に対し投影された地理空間情報については「防災関連情報と地形とをあわせて直感的に理解することができる。このような使い方ができるのですね」との感想など、防災関係者から多くの関心が寄せられました。
展示ブース   立体模型に投影した火山土地条件図

展示ブース
 

 

立体模型に投影した火山土地条件図