平成26年度地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定締結機関・団体との情報共有会合

平成26年度地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定締結機関・団体との情報共有会合

 中部地方測量部の主催により、「平成26年度地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定締結機関・団体との情報共有会合」を平成27年1月14日に、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)にて、12団体23名、国土地理院6名、計29名の出席で開催しました。

 はじめに、以下の3つが発表されました。
(1)「国土地理院の最新の取組」 国土地理院
 協力協定に関する概要、地理空間情報の提供申請状況と利活用事例等、地理院地図のリニューアルの説明。
(2)「静岡県における国土地理院との協定に基づく地理空間情報の活用」 静岡県
 協力協定締結のメリットや国土地理院の多様な地理空間情報を活用した事例の紹介。
(3)「愛知県XバンドMPレーダ雨量情報」 愛知県
 局地的な大雨や集中豪雨において、下流域への警戒に役立つ雨量情報を提供するGISの紹介。

 その後の意見交換では、地理院地図の利用やGISの統合化により経費削減された等の報告、各団体のGISの紹介、他の団体が保有する地理空間情報の入手方法やデータ整備を既に実施している団体への整備すべき情報についての照会等とともに、一部において課題となっているGISの地図更新や個別のシステムの統合化の進め方等について、活発な議論が行われました。最後に、国土地理院から中部地測メールニュースの案内と後日実施するアンケートへの協力依頼を行い、来年度の開催提案が了承され、会議を終了しました。
「国土地理院の最新の取組」について説明する地理空間情報部齋藤情報企画課長   情報共有会合の様子
「国土地理院の最新の取組」について説明する地理空間情報部齋藤情報企画課長   情報共有会合の様子