「測量の日」記念講演会

講演会の様子

 鷺谷教授からは、主に東日本大震災の経験により得られた知見や今後発生が懸念される南海トラフ巨大地震について講演を頂きました。講演の資料として国土地理院のデータが多く使用され、長期にわたる観測が重要な事が強調されました。
 また、復興に必要な地籍調査について、東海地方は特に進んでいないことが懸念されるとの話がありました。
鷺谷教授の講演写真 鷺谷教授による南海トラフ巨大地震についての講演
 堀江氏からは、天気予報の発表の流れや最近の天気について、特に短時間豪雨や竜巻の発生について説明があり、それらの情報を受け身で待つのではなく、自ら収集し活用することが重要であるとの講演を頂きました。
堀江氏の講演写真 堀江氏による講演の様子
 参加者は約150名にのぼり、「両講演ともなかなか聞く機会のない内容であり、時間を忘れ聞き入った」との感想を頂きました。
 また、会場内には、地理院地図や3D地図、最新のジオイド・モデルやデジタル標高地形図等のパネルを展示し、国土地理院の最新の情報を紹介しました。
満員の会場写真   パネルの展示写真
満員の会場   パネルの展示