平成20年(2008年) 岩手・宮城内陸地震による被災地の空中写真を公開
荒砥沢ダム上流の滑落崖の最大落差は148m
土砂が水平距離300m以上移動した箇所を確認
発表日時:平成20年6月16日(月)14時00分
平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による被災地について、6月15日に緊急のカラー空中写真(撮影縮尺1万分1)撮影を実施しました。
撮影した空中写真を用いて計測した結果、荒砥沢ダム上流の崩落地の最大落差は148mでした。また、この崩落地の中で、土砂が水平距離で300m以上も移動した箇所を確認しました。
空中写真の撮影は、海上自衛隊の協力を得て、測量用航空機「くにかぜ」により実施しました。撮影した写真は、16日14時より国土地理院ホームページ上で順次公開します。
撮影した空中写真を用いて計測した結果、荒砥沢ダム上流の崩落地の最大落差は148mでした。また、この崩落地の中で、土砂が水平距離で300m以上も移動した箇所を確認しました。
空中写真の撮影は、海上自衛隊の協力を得て、測量用航空機「くにかぜ」により実施しました。撮影した写真は、16日14時より国土地理院ホームページ上で順次公開します。
また、6月17日から、国土地理院(つくば市)、国土地理院関東地方測量部(東京都千代田区)及び国土地理院東北地方測量部(仙台市)で閲覧することができます。
地図上をクリックすると、写真が表示されることがあります。
なお、雲の影響により6月15日に撮影できなかった地域があることから、6月16日にも同じ地域について空中写真を撮影しました。
<参考>
正射写真図 「正射写真図」とは、空中写真を地図と重なるように処理し、つなぎ合わせて、地図の情報(特に地名や等高線)と重ねて表示できるようにして、写っている内容を誰にでもわかりやすくしたものです。
問い合わせ先
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
測図部 画像調査課長 山後(さんご)公二 TEL:029-864-4884
測図部 測図技術開発室長 大野(おおの)裕幸 TEL:029-864-5911
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