富山大学都市・交通デザイン学科学生、北陸地方測量部で職場体験！

　「地盤工学の応用と建設施工」の講義の一環として、富山大学都市デザイン学部から測量・地図作成業務見学と測量成果（旧版地図や基準点成果表等）閲覧体験の申し込みがあり、令和元年11月14日（木）に都市・交通デザイン学科2年生24名（２年生）、引率の原教授他２名が当部を来訪されました。
　学生のみなさんには、はじめに国土地理院の概要を説明した後、デジタル図化機による図化作業の体験と、空中写真や旧版地図など測量成果の閲覧体験をしていただきました。また、座学としてGNSS観測システム概要と地理院地図について講義を行いました。
　図化作業では、職員によるデモンストレーションに引き続いて体験していただきました。また、印刷した空中写真と実体鏡を使っての実体視にも挑戦していただきました。悪戦苦闘する学生もいましたが、単なる写真がジオラマのように見えるといった感想もあり好評でした。
　閲覧体験では、地図記号の変遷をパンフレットで確認しながら旧版地図を時代ごとに見比べていただきました。また、御即位記念地図「東京中心部」を紹介したところ、多くの学生が関心を示し、地図上で各自が訪れたことがある施設を探したり、自然災害伝承碑の地図記号を探したりと盛り上がっていました。
　今回の見学が履修の一助になるとともに、地図・測量への関心を深めていただければ幸いです。