１ｍメッシュ（標高）の提供範囲を拡大　～東京２３区などの詳細な地形データの提供を開始～

航空レーザ測量データを基に作成した基盤地図情報（数値標高モデル）１ｍメッシュ（標高）の提供範囲を、１０月３１日（金）に拡大します。

国土地理院では、令和５年１１月３０日に１ｍメッシュ（標高）の提供を開始し、これまでに全国の３次メッシュ（※１）の割合で約４６％を提供しています。本年３月３１日に引き続き、１０月３１日に提供範囲をさらに拡大し、提供する３次メッシュの割合は約６１％（※２）となります。
今回新たに提供する主な範囲は、東京２３区のほか、北海道オホーツク海沿岸、宮城県、栃木県、京都府、岡山県、香川県などです（資料参照）。なお、１ｍメッシュ（標高）を新たに提供する範囲については、５ｍメッシュ（標高）も更新・提供します。
また、引き続き令和７年度中に、青森県、山形県、山梨県、長野県などの一部地域について提供範囲の拡大を予定しています。
基盤地図情報（数値標高モデル）１ｍメッシュ（標高）は、下記の基盤地図情報のサイトからどなたでも無償で入手可能です。詳細な地形の起伏が表現されているため、浸水被害予測など、様々なシミュレーションで活用できます。
URL：https://www.gsi.go.jp/kiban/

※１　緯度方向に３０秒、経度方向に４５秒の大きさのメッシュで、１辺は約１ｋｍです。
※２　提供する３次メッシュ内には、海部や一部未整備エリアも含まれますので、実整備面積は国土の５割弱となります。

１ｍメッシュ（標高）の提供範囲　（1.7MB）