太陽フレアによる1月20日のGNSS測位への影響

発表日時:2026年1月21日(水)17時00分

  • カーナビやスマートフォンなどで一般の皆様が利用する測位方式では、日本時間の1月20日に誤差が大きくなる時間帯がありました。
  • 測量で用いられる測位方式においても、同日の夜に測量を実施した場合、電離層の乱れの影響を受けた可能性があります。

カーナビやスマートフォンなどで用いられる一般的なGNSS測位方式

つくば市にある電子基準点のデータを、一般的なGNSS測位方式で解析したところ、日本時間の1月20日9時頃から24時頃に測位結果の誤差が大きくなることが確認されました(図1)。
図1_一般的なGNSS測位方式による位置の変化

図1 一般的なGNSS測位方式による位置の変化。電子基準点「つくば1」の30秒ごとの測位結果。青のハッチは電離層の乱れの影響を受けた可能性がある時間帯。


測量で用いられるGNSS測位方式

測量で用いられるGNSS測位方式で電子基準点データを解析したところ、日本時間の1月20日19時頃から24時頃に測位結果が安定しない様子が確認されました。当該時間帯に測量を実施した場合、電離層の乱れの影響を受けた可能性があります(図2)。
図2_短時間の測量で用いられる測位方式による位置の変化

図2 短時間の測量で用いられる測位方式による位置の変化。電子基準点「つくば1」を固定点として「阿見」を30秒ごとに解析した結果。青のハッチは電離層の乱れの影響を受けた可能性がある時間帯。


測量事業者の皆様へ

測量作業において当該期間にGNSS観測を実施した場合は、通常どおり点検を実施のうえ、問題ないことを確認してください。

補足

今後も、太陽活動の影響により測量に影響が見られた場合は、同様に報道発表のページからお知らせいたします。

問い合わせ先

電子基準点に関すること
 国土地理院 測地観測センター 電子基準点課 TEL:029-864-5977(直通)
公共測量に関すること
 国土地理院 企画部 測量指導課 TEL:029-864-6691(直通)
 各地方測量部の担当窓口(https://www.gsi.go.jp/common/000186499.pdf