最終更新日:2025年3月17日

モンゴル国における絶対重力測定(要旨)

Absolute Gravity Measurements in Mongolia

著者

測地部 小柳拓真・小川拓真・平岡喜文・菅原安宏

要旨及び本文

 国土地理院は,モンゴル国土地行政管理・測地・地図庁と締結した協力覚書に基づき,2024年8月~9月にかけてモンゴル国内の3都市で絶対重力測定を実施した.測定には,国際標準との整合性を確認した当院所有の絶対重力計FG5(#203)を使用した.同庁によれば,モンゴル国の重力基準網は,1980年代に当時のソヴィエト社会主義共和国連邦が実施した重力測定の結果に基づき構築されている.しかしながら,当時の測定や解析に関するレポートは一切残されておらず,これまで重力値の信頼性を確認することができなかった.今回得られた新しい重力値は,3都市とも旧重力値と比べて0.05 mGal程度小さい結果となった.国際標準と整合した重力値が得られたことで,モンゴル国において信頼性のある重力基準網を構築することが可能となった.

  本文[PDF:1,042KB]

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