講評

(1)「歴史的地理情報を活用した風土・景観に関する研究」の事前評価

国土地理院の貴重な資産を使い風土・景観を復元する研究は、非常に有意義であり推進されたい。

(2)「GPS連続観測による上下地殻変動検出手法開発に関する研究」の事後評価

十分な成果が得られており、GPSでは精度が出ないと思われた上下変動の研究で、非常に有意義な結果が出ている。

(3)「宮城県沖想定震源域におけるプレート間カップリングの時間変化推定に関する研究」の事後評価

評価が低いという意味ではなく、1年間の研究としては目標が高過ぎたため、部分的な成果が得られたとの評価にとどまった。4段階評価の3番目ということではない。基本的な問題を取り上げたことは非常に良かった。今後も基礎研究として続けられたい。