第22回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第22回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第22回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月8日(火)に、国土交通大臣応接室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞の富山市立堀川小学校5年 荒井奏音さん、文部科学大臣賞の札幌市立苗穂小学校5年 掛作菜々美さんが出席され、石井国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
左から荒井奏音さん、石井国土交通大臣、掛作菜々美さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
受賞の様子(文部科学大臣賞)
受賞作品の紹介
【国土交通大臣賞】
作品名:「コード・ブルー in TOYAMA」
受賞者:富山市立堀川小学校 5年 荒井 奏音
作品主旨:テレビのドラマを見て、ドクターヘリのことを知り、わたしたちの富山県にもあるのかなと興味をもち、調べました。すると、富山県にもドクターヘリがあり、出動の流れや運用について詳しく知ることができました。また、ヘリという移動手段の特性から遠隔地域や富山県の地形的な特色である北アルプスに囲まれた山岳地域での緊急を要する患者さんを短時間で搬送することができることが分かり、その必要性や重要性を実感しました。
【文部科学大臣賞】
作品名:「私たちの住むまち札幌の「地形」と「地質」」
受賞者:札幌市立苗穂小学校 5年 掛作 菜々美
作品主旨:私たちの住んでいる札幌の中心は、扇状地になっている…と父から聞き、どんな形?上から札幌の全体を見たい!地図を利用して立体にしてみよう!と、今回の作品のテーマが決まりました。山や川や海など豊かな自然に囲まれた札幌。その札幌の「地形」「地質」をいろいろな面から調べ、形にしていくことによって、現在に至るまでの長い年月のなかで変化し続けてきた札幌の自然や大地の歴史や、人々の暮らしをかいま見ることができ、本当に勉強になりました。