第18回全国児童生徒地図優秀作品展 受賞作品

第18回全国児童生徒地図優秀作品展 受賞作品

受賞作品一覧

国土交通大臣賞

作品名 : 「羆出没注意!! 札幌市~私の学区を中心とした目撃地点から共存するための柵設置を考える~」

受賞者 : 北海道 札幌市立大倉山小学校 5年 柴田礼歩

作品主旨 : 私の学区ではヒグマが出没しており集団下校が行なわれていますが、特にこの数年間ヒグマの目撃が増えています。そこでヒグマと共存し安心して通学するためには、どうすればよいかを考えました。たくさん聞けたお話をまとめることや、地図模型に柵をつける作業は大変でしたが、ヒグマの目線で街を歩きコメントを書くのは、色々な発見があり楽しかったです。私の取材に協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

18回国土交通大臣賞受賞作品(札幌)

【選考委員会の講評】

 地図は種類によっては抽象化され実感がわきにくいリスクがあるが、動物を扱い、かつ、危険マップによりまちの安全・安心の確保ということで素直に入っていける作品である。羆のマークや足跡などの凡例はわかり易く、見る人に伝わる工夫がされている。また、羆の目線で歩くという右上の地図はおもしろい。非常に丁寧な調査に基づき作られていて感心した。

文部科学大臣賞

作品名 : 「豆腐店 今昔物語」

受賞者 : 岐阜県 岐阜大学教育学部附属中学校 1年 杉山阿依

作品主旨 : 私の家の周りでは、豆腐店が減少してしまい、今はスーパーやコンビニなどで買っています。20年前から現在までの豆腐店を調べ、その変化と今の豆腐店の現状、原因を調べたいと思いました。20年前と現在で比較したところ、思った以上に減少していることがわかりました。その原因として、若い後継者がいないことや、コンビニなどで安く販売していることが挙げられました。私は、今後、もっと豆腐店を利用していきたいと思いました。

18回文部科学大臣賞(岐阜)

【選考委員会の講評】

 日本における商業の変遷が目に見える形で表現された作品である。発想と着眼点、そして丁寧な調査が非常に良い。20 年前から現在までの電話帳を使って変化を捉えるという視点とそれを活用し、空間だけでなく時間軸も工夫して反映させたという点に感心した。

審査員特別賞(2作品)

作品名 : くらしを支える土浦用水

受賞者 : 茨城県 つくば市立桜南小学校 6年 池浦美野里

18回審査員特別賞(茨城)

 


作品名 : 五か山5つ星ガイドマップ

受賞者 : 富山県 南砺市立上平小学校 2年 2年生一同

18回審査員特別賞(北陸)