第10回全国児童生徒地図優秀作品展 ごあいさつ(国土地理院長)

第10回全国児童生徒地図優秀作品展 ごあいさつ(国土地理院長)

国土地理院長ごあいさつ

国土地理院では、全国児童生徒地図作品展運営団体等連絡協議会(略称:連絡協議会)と共催して全国9地区で行われている「児童生徒の地図に関する作品展」の主な優秀作品を一堂に集めて、企画展「第10回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催いたしました。

「児童生徒の地図に関する作品展」は、小・中・高校等の社会科教育の一環として、児童生徒の自主的な研究活動を通じて、社会的なものの見方、考え方を育てるとともに地図についての正しい理解や地理的考察力を高めるために全国各地で開催されています。

 

企画展では、連絡協議会を構成している「私たちの身のまわりの環境地図作品展:旭川地区」、「札幌市児童生徒社会研究作品展:札幌地区」、「仙台市中学校生徒地図作品展:仙台地区」、「彩の国環境地図作品展:埼玉地区」、「多摩市身のまわりの環境地図作品展:多摩地区」、「児童生徒地図作品展:岐阜地区」、「鳥取県児童生徒地域地図発表作品展:鳥取地区」、「地図ならびに地理作品展:広島地区」、「児童・生徒による地図作品展:徳島地区」の9団体と、特別参加の「しまね児童・生徒地図作品展:島根地区」に応募のあった約4,000点のうち、優秀賞を受賞した98点の地図作品を展示しました。

今回の優秀作品には、チェコ、中国といった海外から応募されたものや地球地図データを使用したものなどがあり、地図作品の多様性を伺い知ることができました。

 

全国各地で展開されている地図を使った教育の傾向や児童生徒の地図についての取り組み方などを広く紹介することにより、教育現場での地図利用の普及と向上が図られ、また、地図教育に携わる教育者、研究者などのネットワークづくりの一助となれば幸いです。

 

最後に、この企画展の開催にあたり、全面的にご協力を賜りました関係団体の方々に厚くお礼申し上げます。

 

平成19年1月

国土交通省 国土地理院

院長 藤本 貴也

 
 
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