測量技術に係るスペインとの協力を強化
~VLBIなどの宇宙測地技術の連携に関する協定をスペインとの間で締結~
概要
国土地理院は令和6年1月23日、スペイン国土地理院との間で、測量技術の連携を強化するための協力文書を取り交わしました。この取り組みを通じて、高精度な地理学的経緯度の基準を構築・維持管理するために不可欠な宇宙測地技術の高度化を推進していきます。

署名式の様子
詳細
日本の国土地理院とスペインの国土地理院は、ともにVLBIやGNSSなどの宇宙測地技術を用いた測地観測を行っており、国際的な位置の基準となる地球規模の測地基準座標系(Global Geodetic Reference Frame;GGRF)の構築・維持管理に貢献しています。
近年、自動運転やドローン、位置情報サービスなどが進展し、GGRFの構築・維持管理の重要性が高まっている中、それを支える測地観測を継続・発展させることが必要です。そのため、今回新たに測地観測に関する協力を強化するため、日本の国土地理院とスペインの国土地理院との間で協力文書を取り交わしました。
今後は、協力文書に基づいてVLBIなどを用いた測量に関する技術協力を進め、この取り組みを通じて、GGRFのより高度な構築・維持管理に貢献するとともに、これに基づく正確な位置情報の提供を推進していきます。
締結にあたり、以下のとおりオンラインで署名式を執り行いました。
1.協力文書名称:
「国土地理院とスペイン国土地理院の協力活動に関する実施取決め」(日・スペイン科学技術協力協定のもとでの取決め)
2.締結日:
令和6年1月23日(火)
3.締結場所:
オンライン署名式(日本側: 国土地理院)
4.締結者:
<日本 国土地理院側>
国土地理院長 大木 章一
<スペイン 国土地理院側>
スペイン運輸省 次官 Jesús Manuel Gómez García
(代理:スペイン国土地理院 院長 Lorenzo García Asensio)
5.協力の範囲:
(1)VLBI、GNSS及び重力などの測地観測分野
(2)地殻変動監視とモデリング
(3)宇宙からの地球観測を含む、地球科学分野
(4)上記の国家座標構築・維持管理への活用
近年、自動運転やドローン、位置情報サービスなどが進展し、GGRFの構築・維持管理の重要性が高まっている中、それを支える測地観測を継続・発展させることが必要です。そのため、今回新たに測地観測に関する協力を強化するため、日本の国土地理院とスペインの国土地理院との間で協力文書を取り交わしました。
今後は、協力文書に基づいてVLBIなどを用いた測量に関する技術協力を進め、この取り組みを通じて、GGRFのより高度な構築・維持管理に貢献するとともに、これに基づく正確な位置情報の提供を推進していきます。
締結にあたり、以下のとおりオンラインで署名式を執り行いました。
1.協力文書名称:
「国土地理院とスペイン国土地理院の協力活動に関する実施取決め」(日・スペイン科学技術協力協定のもとでの取決め)
2.締結日:
令和6年1月23日(火)
3.締結場所:
オンライン署名式(日本側: 国土地理院)
4.締結者:
<日本 国土地理院側>
国土地理院長 大木 章一
<スペイン 国土地理院側>
スペイン運輸省 次官 Jesús Manuel Gómez García
(代理:スペイン国土地理院 院長 Lorenzo García Asensio)
5.協力の範囲:
(1)VLBI、GNSS及び重力などの測地観測分野
(2)地殻変動監視とモデリング
(3)宇宙からの地球観測を含む、地球科学分野
(4)上記の国家座標構築・維持管理への活用
添付資料
問い合わせ先
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土交通省国土地理院
測地部 宇宙測地課長 小門研亮 TEL:029-864-4813(直通)
企画部 国際課長 佐藤雄大 TEL:029-864-4514(直通)
測地部 宇宙測地課長 小門研亮 TEL:029-864-4813(直通)
企画部 国際課長 佐藤雄大 TEL:029-864-4514(直通)