地殻変動観測の概況(2016年6月)

各火山の概況

2016年6月全国概況
  • 吾妻山
  • 2015年10月頃から一部の基線で山体の収縮を示す地殻変動が見られていましたが、2016年1月頃から停滞に転じています。
    吾妻山資料 [PDF形式:427KB]

  • 草津白根山
  • 2014年春頃から湯釜付近の膨張を示す地殻変動が継続していましたが、2015年8月頃から停滞しています。
    草津白根山資料 [PDF形式:425KB]

  • 浅間山
  • 2015年6月頃から浅間山を挟む基線で小さな伸びが見られていましたが、10月頃から鈍化し、2016年1月頃から停滞しています。
    浅間山資料 [PDF形式:454KB]

  • 御嶽山
  • 顕著な地殻変動は観測されていません。
    御嶽山資料 [PDF形式:624KB]

  • 硫黄島
  • 硫黄島の「硫黄島1」及び「M硫黄島A」は、2015年3月頃から隆起速度が上がっていましたが、10月以降は2月以前の速度に戻っています。「硫黄島2」は、南向きの変動が継続しています。2016年6月6日から8日にかけて、「硫黄島2」が東に約1cm変動しました。その後、6月19日頃から「硫黄島1」及び「M硫黄島A」が北に約2cm変動しています。
    硫黄島資料 [PDF形式:701KB]

  • 阿蘇山
  • 「平成28年熊本地震」の影響を受け、阿蘇山を囲む基線で最大0.9m程度の伸びが発生し、その後わずかな伸びの傾向が見られましたが、現在は停滞しています。
    阿蘇山資料 [PDF形式:202KB]

  • 霧島山
  • 「平成28年熊本地震」の影響を受け、全体的に南北方向の短縮が見られましたが、その後目立った変動はありません。
    霧島山資料 [PDF形式:659KB]

  • 桜島
  • 桜島島内の基線では、2015年1月上旬頃から伸びの傾向が見られており、2015年8月15日の前後で伸びが見られた後はほぼ停滞していましたが、2016年1月頃から再び伸びの傾向が見られます。鹿児島(錦江)湾を挟む一部の基線で、2015年1月上旬頃から伸びの傾向が見られます。
    桜島資料 [PDF形式:328KB]

  • 口永良部島
  • 2014年12月頃から見られていた新岳から遠ざかる方向のわずかな変動は、2015年10月頃から停滞しています。
    口永良部島資料 [PDF形式:211KB]

  • 諏訪之瀬島
  • 顕著な地殻変動は観測されていません。
    諏訪之瀬島資料 [PDF形式:165KB]

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