地殻変動観測の概況（2015年8月）

各火山の概況

2015年8月全国概況
  • 雌阿寒岳
    • 顕著な地殻変動は観測されていません。
    （雌阿寒岳資料 [PDF形式:498KB]）

  • 十勝岳
    • 十勝岳周辺の基線で、2015年５月頃から山体の膨張を示すごくわずかな地殻変動が見られます。
    （十勝岳資料 [PDF形式:801KB]）

  • 吾妻山
    • 2014年12月頃から一部の基線で山体の膨張を示す地殻変動が見られていましたが、2015年７月頃から停滞しています。
    （吾妻山資料 [PDF形式:445KB]）

  • 草津白根山
    • 2014年春頃から湯釜付近の膨張を示す地殻変動が継続しています。
    （草津白根山資料 [PDF形式:407KB]）

  • 浅間山
    • 2015年６月頃から浅間山を挟む基線で小さな伸びが見られます。
    （浅間山資料 [PDF形式:425KB]）

  • 御嶽山
    • 御嶽山を挟む基線で、2014年９月上旬頃からごくわずかな伸びと９月下旬頃からごくわずかな縮みの傾向が見られ、12月までに９月上旬頃の基線長に戻っています。
    （御嶽山資料 [PDF形式:581KB]）

  • 箱根山
    • 箱根山周辺の基線では、2015年６月以降も山体の膨張を示す地殻変動が継続していましたが、８月下旬頃からその傾向に鈍化が見られます。
    （箱根山資料 [PDF形式:664KB]）

  • 硫黄島
    • 硫黄島の「硫黄島１」及び「Ｍ硫黄島Ａ」は、2015年３月頃から隆起速度が上がっています。「硫黄島１」では2015年４月中旬頃から西向きの変動速度が上がっていましたが、７月以降は以前の速度まで戻っています。
    （硫黄島資料 [PDF形式:629KB]）

  • 阿蘇山
    • 阿蘇山周辺の基線で2014年１月頃から伸びの傾向が見られます。
    （阿蘇山資料 [PDF形式:213KB]）

  • 霧島山
    • 霧島山周辺では、「えびの」－「牧園」基線で2013年12月頃から伸びの傾向が見られていましたが、2015年１月頃から停滞しています。
    （霧島山資料 [PDF形式:612KB]）

  • 桜島
    • 桜島島内の基線では、2015年１月上旬頃から伸びの傾向が見られます。「鹿児島２」－「桜島」及び「鹿児島２」－「鹿児島３」では、2015年８月15日の前後で伸びが見られます。鹿児島（錦江）湾を挟む一部の基線で見られた長期的な伸びの傾向は、2013年６月頃からほぼ停滞していましたが、2015年１月上旬頃から伸びの傾向が見られます。
    （桜島資料 [PDF形式:266KB]）

  • 口永良部島
    • 口永良部島の観測点では、2014年12月頃から新岳から遠ざかる方向のわずかな変動が見られます。2015年５月29日の噴火後もこの傾向に大きな変化はありません。なお、８月24日から25日にかけて変化が見られますが、台風の影響により臨時観測点「M口永良部島」が動いたためと考えられます。
    （口永良部島資料 [PDF形式:222KB]）

  • 諏訪之瀬島
    • 顕著な地殻変動は観測されていません。
    （諏訪之瀬島資料 [PDF形式:165KB]）

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