とやまみんなの地図作品展
第11回(平成29年) 富山地区 主催:とやま地図作品研究会作品展の概要「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、それらを「地図」として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めることを目的に毎年11月に開催されています。 奨励賞/とやま地図作品研究会長賞 作品名:路面電車と中心市街地のあゆみ 受賞者:富山市立堀川小学校 4年 笹倉 心人 作品主旨:1学期社会科の学習で市内を走る路面電車について調べている時、母から「昔は、路面電車が走る中心市街地は賑やかだった」と聞き、なぜ様子が変わったのか、疑問に思って調べました。すると、路面電車の盛衰と中心市街地の様子が関連していることを発見し、地図に表しました。さらに、元気な富山県市になってほしいと願い、アンケートを基に、未来の中心市街地を描きました。 国土地理院長賞 作品名:大切な道 利賀村を守ろう! 作品主旨:2017年1月17日に母の実家がある南砺市利賀村で、大きな土砂災害が起こりました。私は、災害の様子や地域住民の方の苦労を知りたいと考え、調べたことを地図に表しました。利賀村でアンケートをとることで、地域の方の苦労、特に村と市街地を結ぶ道路が遮られていることの大変さを知り、道の重要性を理解することができました。また、土砂災害が起きた原因を地形から理解することができました。 (一財)日本地図センター理事長賞 作品名:富山の道の駅マップ 受賞者:黒部市立石田小学校 6年 佐々木勇翔 作品主旨:ぼくは、県内の道の駅について地図にまとめました。道の駅それぞれに大切なお客さんに来てもらえるように工夫をしていることが分かりました。例えば、地元の野菜を販売している所や地元の食べ物を使ったお菓子を置いてある所もありました。ぼくの地元の宇奈月にある道の駅では、地ビールを販売することでビール好きなお客さんや温泉に行く人にも人気でした。道の駅にいつも人がいるけどもっとにぎわってほしいと思いました。 (公社)日本測量協会長賞 作品名:ありがとう北陸本線 任せた北陸新幹線 受賞者:小矢部市立大谷小学校 6年 岩田 元輝 (一社)富山県測量設計業協会長賞 作品名:堀川のまちにとって大切なもの~佐伯宗義がのこしたもの~ 受賞者:富山市立堀川小学校 4年 大野 愛絢 作品主旨:私は、1学期の社会科で富山県の鉄道や路面電車等の交通を整えた佐伯宗義について学習しました。堀川小学校区には、路面電車や立山方面へ向かう鉄道が通る南富山駅があります。駅前には、今も商店街があり、学生やお年寄りが多く利用しています。佐伯宗義が交通を整備してくれたからこそ、今の堀川地域の姿があることを伝えたいと考え、南富山駅の歴史を辿り、南富山駅周辺の土地利用の変化を地図に表しました。 国土地理院北陸地方測量部長賞 作品名:富山地方鉄道笹津線をたどって受賞者:富山市立堀川小学校 4年 苗代 朋子 作品主旨:私は、1学期の社会科で富山県の鉄道を作った佐伯宗義について学習しました。調べていくと、堀川小学校区にある南富山駅から以前、南に向かう笹津地域への路線があることを発見しました。しかし、自動車保有率の増加から1975年に廃止となりました。笹津線が自分の家の近くを走っていたことを知り、興味をもちました。そこで、笹津地線の路線や周辺地域の様子を地図に表現しました。 (公財)国土地理協会長賞 作品名:神通川夏の顔 |