北陸地方測量部の概要
北陸地方測量部の概要業務概要北陸地方測量部は、北陸地方4県(新潟県、富山県、石川県、福井県)を管轄し、測量と地図の行政機関として、国家基準点(三角点、水準点、電子基準点)の維持管理、国土管理に必要な電子国土基本図等の整備・更新、国及び地方公共団体が行う公共測量に関する指導・助言等の業務、地理空間情報の利活用を推進するための地域連携の取り組みを行っています。 また、電子基準点によるGNSS連続観測システム(GEONET)等を活用して、地震および火山噴火による地殻変動を監視するとともに、他機関と情報交換を行うなど防災対策の一翼を担っています。 すべての測量の基準となる国家基準点の整備すべての測量の基準となる国家基準点(三角点、水準点、電子基準点)の位置や高さを、最先端の測量技術と機器により正確に求めています。当地方測量部においては、管内の一等から四等迄の三角点約7,000点、一等および二等の水準点約1,200点、電子基準点85点の維持管理を行っています。 国土管理に必要な電子国土基本図の整備・更新電子国土基本図(地図情報)とは、道路、建物などの電子地図上の位置の基準である項目(基盤地図情報の取得項目)と、植生、崖、岩、構造物などの土地の状況を表す項目とを一つにまとめたデータです。電子国土基本図(地図情報は、縮尺レベル25000の精度に限定することなく、より精度の高いものを含んだ我が国全域を覆うベクトル形式の基盤データで、これまでの2万5千分1地形図に替わる新たな基本図と位置づけられるものです。電子国土基本図(地図情報)は、国及び地方公共団体などが行う国土管理、危機管理、環境対策などに必要不可欠な情報であることから、基盤地図情報や電子国土基本図(オルソ画像)の整備や更新と連携して効率的な修正を行いながら整備します。特に、道路や大規模建築物などの主要な項目に新たな変化が生じた場合は、公共測量成果や国及び地方公共団体などから資料収集を行い、迅速な更新を目指しています。 公共測量の指導・助言国の機関及び県・市町村等の地方公共団体が実施する測量(公共測量)について、重複を排除し、正確さを確保するために、測量法に基づき技術的助言、指導を行うとともに、その成果が広く有効利用されるよう審査し、公表しています。 地理空間情報の活用推進と地域連携北陸地方の国や地方公共団体、大学や産業界等と連携して地理空間情報の利活用について効果的に推進させるための検討や取り組みを行っています。
防災に関する情報の収集・提供及び災害時における緊急対応
組織概要沿革
組織図(令和3年4月1日現在)![]() |