ベクトルタイルデータを用いた「多言語表記の地図」の試験公開
Experimental Release of “Japan Map in Multilingual Notation” Using Vector Tile Data
著者
基本図情報部 須賀正樹・沼田佳典・中南清晃
要旨及び本文
国土地理院では,地理空間情報の多言語化のため,2016年3月に「地名等の英語表記規程」を定め,これに基づき地名等の英語表記データを整備した.2019年3月には,英語表記データが格納された注記ベクトルタイルを用いたウェブ地図「英語表記の地図」を試験公開した.さらに,この注記ベクトルタイルからフランス語,韓国語,中国語(簡体字),中国語(繁体字),日本語(ローマ字)の各々の注記をウェブブラウザ上で自動変換して表示させるプログラムを構築し,2020 年 2 月には,このプログラムを実装したウェブ地図「多言語表記の地図」を試験公開した.本稿では,これらの取組について報告する.
本文 [PDF:1298KB]
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