最終更新日:2019年4月5日

採用担当Facebookアーカイブス 研修2016-17

「普通測量研修シリーズ 2016年度」一覧

一般職(技官)で採用されると、東京都小平市の国土交通大学校で約1年間「普通測量研修」を受講します。
このページは、普通測量研修における実習の様子や研修生の生活について紹介した記事をまとめたものです。

【国土交通大学校って何なのさ】

平成27年度 普通測量研修生 冨山さん

2016年4月13日公開→Facebookで見る

こんにちは、入省2年目の冨山です。

国土地理院の一般職・技官は、入省して初めの1年間を国土交通大学校(国交大)での研修に費やします。

国交大とは何か。それは、東京都小平市にある国土交通省の研修施設です。

1年間寮に住み、業務に必要な知識や技術を身に付けます。

初めは測量を知らなくても、一から懇切丁寧に教えてもらえますし、学問として楽しいと思える講義もあります。位置の計測や地図作り等のほか、数学や物理、地学、法律、プログラミングなども学ぶことが出来ます。

また、宿泊棟と食堂も併設されているため、目を覚ましてから朝食を食べ講義が始まるまで、建物内のみの移動が可能です。雨の日でも傘は必要ありません。

次回は、【1年間の寮生活って滅入るでしょう?の巻】をお送りします。

写真1)教室

→写真1)教室

写真2)食堂

→写真2)食堂

 

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【1年間の寮生活って滅入るでしょう?の巻】

平成27年度 普通測量研修生 冨山さん

2016年5月18日公開→Facebookで見る

こんにちは、入省2年目の冨山です。国土交通大学校(国交大)での研修第2話をお送りします。

寮。同期が両サイドの部屋に住み、その隣も同期、その隣もその隣も…。部屋から出て同期。教室で同期。食堂で同期。同期同期…。

今日こそ一人で入ろうと、遅い時間に大浴場へ行っても、同じ思考回路の奴がいる。

ふらっと談話室へ足を運ぶと、一人テレビを見ている奴がいる。

奴らはどこにでもいる。

平日のご飯は毎食食堂で食べることができます。ご飯はおかわり自由。おかずは少食の同期からもらえる。

共同の冷蔵庫があるので夏も腐らない。

ここまで(「奴ら」とか)書ける同期ができました。

何でも話せて、いざという時に頼りになる「奴ら」です。

ああ。、懐かしき寮生活。案外滅入りません。

次回は、【屋外での実習は天国だ。の巻】をお送りします。

写真1)居室

→写真1)居室

写真2)部屋のユニットバス

→写真2)部屋のユニットバス

写真3)大浴場

→写真3)大浴場

写真4)談話室にて

→写真4)談話室にて

 

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【屋外での実習は天国だ。の巻】

平成27年度 普通測量研修生 冨山さん

2016年5月23日公開→Facebookで見る

「溶ける…。」2015年夏、私たち同期の口癖でした。

こんにちは、入省2年目の冨山です。国土交通大学校(国交大)での研修第3話です。

国交大では、普段は室内での座学や図化機を使用した実習などを行っているのですが、屋外で丸一日実習を行うこともあります。実習では、測量機器を使用した観測や現地調査などを行います。今では貴重な存在となってしまった昔の観測機器から、最新のデジタル観測機器まで扱うことになります。体を動かしながら頭も使う。健康的ですし、夜はよく眠れますし、外は広い。

屋外はまさに天国です。また、作業着や登山靴、リュックなど必要なものは揃っています。

楽しく測量をマスターできることでしょう。

次回は、【寮から飛び出し富岡合宿の巻】をお送りします。

写真1:GPSによる高精度な位置計測(実習場)

→写真1:GPSによる高精度な位置計測(実習場)

写真2:正確な高さを求めるための測量

→写真2:正確な高さを求めるための測量

写真3:地形学実習(伊豆)

→写真3:地形学実習(伊豆)

写真4:断層の走向や傾斜の測定(三浦海岸)

→写真4:断層の走向や傾斜の測定(三浦海岸)

 

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【寮から飛び出し富岡市で合宿!?の巻】

平成27年度 普通測量研修生 冨山さん

2016年5月31日公開→Facebookで見る

「トミーさん、起きてください。朝ですよ。」今でも耳に残っています。

こんにちは、入省2年目の冨山です。国土交通大学校(国交大)での研修第4話です。

1年間の研修のうち、夏から秋にかけての約2か月間は群馬県富岡市で測量実習を行います。

1日の流れは、ラジオ体操に始まり、ジョギング、朝食、作業準備、測量実習(合間に弁当)、帰宿、観測結果の整理、風呂(鉱泉)、夕食、翌日の作業確認、就寝。国交大構内で行う実習よりも作業範囲が広くなるため、反復作業を必要とし、体が作業を覚えていきます。

規則正しい生活が送れ、ご飯は美味しく、大自然は四季を映し、見上げる夜空は繋がっている。とても幸せなことです。

休日は、富岡製糸場や温泉、群馬サファリパーク、こんにゃくパークなど思い思いの場所へ出掛けるのもよいでしょう。

これで私からの研修話は終了です。

測量にチームワークは欠かせません。

同じ屋根の下で、同じ釜の飯を食らう。これらはただ同期の仲を深めるだけでなく、チームで効率良く作業を行うために必要な時間なのかもしれません。

1年間の研修修了後は、研修で学んだ知識や経験を元に、即戦力として実務に励みます。

写真1:基準点の現況調査

→写真1:基準点の現況調査

写真2:GPSによる位置計測

→写真2:GPSによる位置計測
 

写真3:基準点に観測機器設置

→写真3:基準点に観測機器設置

写真4:宿にて観測結果の整理

→写真4:宿にて観測結果の整理

 

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「普通測量研修シリーズ 2017年度」一覧

一般職(技官)で採用されると、東京都小平市の国土交通大学校で約1年間「普通測量研修」を受講します。
このページは、普通測量研修における実習の様子や研修生の生活について紹介した記事をまとめたものです。

国交大と寮生活

平成28年度 普通測量研修生 細井さん

2017年4月30日公開→Facebookで見る

こんにちは。リクサポです。
国土地理院に一般職技官で入省すると、最初の1年は国土交通大学校(国交大)で普通測量研修という研修を受けます。
今回から3回に分けて、研修を終えた直後の入省2年目職員に1年間の研修の様子を紹介してもらいます。
第1回は、「国交大と寮生活」について、基本図情報部に配属された細井さんです。

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はじめまして、基本図情報部国土基本情報課の細井(一般職物理区分)です。

国交大は東京都小平市にある国土交通省の研修施設です。最寄り駅からは徒歩5分で、新宿まで約30分で出ることのできる環境です。

このような環境の中で1年間寮に住みながら、業務に必要となる基礎的な知識や技術を講義や実習を通して学びます。測量の「そ」の字も知らなくても心配ありません(私自身も大学では材料工学を学んでいました)。測量や地図作りだけでなく地学や数学、法律などを学ぶほか、防災業務やUAV(ドローン)も学んでいきます。また、常に施設内に缶詰となっているわけではなく、実習や見学で様々な場所に行きます。

さて、研修内容はともかく、1年間も寮生活?と不安に思う方もいるかもしれませんが、案外楽しいものです。生活する宿泊棟は研修棟と隣接していて約2分で行けるという油断しちゃいそうな近さです。同期はみんな宿泊棟の同じフロアですが、部屋は個室で冷暖房・ユニットバスが完備され、環境を整えればテレビやネットもでき、プライベートは確保されています。個室を土足禁止にしてみたり、楽器を持ち込んでみたり、アロマを楽しんでみたり、足の踏み場がなかったり、逆に物がまったくなかったり・・・人によって部屋は様々。さらに交流の場として談話室もあります。

平日の食事は全て食堂なので、料理ができなくても安心。量も調節できます。逆に自炊はできないので土休日は各自で様々です。洗濯室には乾燥機もあるなど、実質一人暮らしなのに家事の負担はあんまりありません。また、平日のみ利用できる大浴場もあり、控えめに言って最高です。

食堂で一緒にご飯を食べたり、談話室で誕生日会をしたりと、1年間を過ごすうちに、研修中以外でも同期との思い出をたくさん作ることになるでしょう。

図1:教室の様子。測量に用いる器械(アリダード)を点検中。

→図1:教室の様子。測量に用いる器械(アリダード)を点検中。

図2:UAV(ドローン)に実際に触れる機会も。写真は点検の様子。

→図2:UAV(ドローン)に実際に触れる機会も。写真は点検の様子。

図3:食堂の様子。

→図3:食堂の様子。

図4:とある休日の談話室(和室)の様子。みんなで夕食。

→図4:とある休日の談話室(和室)の様子。みんなで夕食。

 

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細井さんありがとうございました。
次回は国交大での実習について紹介してもらう予定です。

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国交大での実習

平成28年度 普通測量研修生 吉樂さん

2017年5月10日公開→Facebookで見る

こんにちは。リクサポです。
普通測量研修紹介の第2回(全3回)です。
今回は、「国交大での実習」について、測地部に配属された吉樂(きちらく)さんに紹介してもらいます。

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 こんにちは、測地部計画課の吉樂(一般職土木区分)です。

 国交大での研修には、校内で行うものと宿泊を伴う校外で行う実習があります。
 校内の研修のうち、室内では測量に必要な座学や国土地理院の業務に関わる実習等を行います。座学では一般教養や測量に関わる専門教養、さらに防災など、様々な分野の講義を受ける一方、実際に自分の手を動かして地図を編集する実習もあります。
 屋外の研修では、測量の基礎を学ぶため、アナログの観測機器や最新のデジタル観測機器を扱って観測を行います。正しく成果品を纏めるにはとても時間がかかり、何度も再提出した人も・・・(私です)。
 校外では、測量、地図作成や地形学などの実習のほか、業務に関する施設の見学を行います。測量業務、地図作成の基本を学ぶことはもちろん、地形を学ぶことや、地形図を読む練習にもなります。
 測量・地図作成技術をしっかりと学び、さらに幅広い分野の見聞を広げることができる一年になります。また、班で行う実習が多いので、業務を行う上でのチームワークの大切さを知る一年にもなります。

図1.測量実習の様子。三角点の埋設練習。(国交大)

→図1.測量実習の様子。三角点の埋設練習。(国交大)

図2.地形測量実習。等高線を描画練習。(小平中央公園)

→図2.地形測量実習。等高線を描画練習。(小平中央公園)

図3.地図編集実習。現地で地形図と現況を確認。(山梨県塩山地域)

→図3.地図編集実習。現地で地形図と現況を確認。
(山梨県塩山地域)

図4.地質学実習。露頭観察。(埼玉県秩父地域)

→図4.地質学実習。露頭観察。(埼玉県秩父地域)

 

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吉樂さんありがとうございました。
最後は校外での実習について紹介してもらう予定です。

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校外での実習

平成28年度 普通測量研修生 平塚さん

2017年5月21日公開→Facebookで見る

こんにちは。リクサポです。
普通測量研修紹介の第3回(全3回)です。
最後は、「校外での実習」について、地理空間情報部に配属された平塚さんに紹介してもらいます。

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こんにちは、地理空間情報部情報サービス課の平塚(一般職情報区分)と申します。私からは、期間が約1ヶ月に及ぶ校外実習である群馬県富岡市での実習について紹介します。

 平成28年度の研修内容は大きく次の通りです。

1.地形測量:

電子平板(タブレット端末)とトータルステーションを用いて市内一部地域の2,500分の1地形図を作成しました(写真1)。作成した地図データに編集を加え、GISの研修にも利用しました。

2.水準測量( http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/suijun-survey.html):

約4kmにも及ぶ路線で水準測量を行い、電子レベルでの観測と点の記作成の実習を行いました(写真2)。

3.基準点測量( http://terras.gsi.go.jp/geo_info/GNSS_iroiro.html, http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/sankaku-survey.html):

GNSSを用い新しい四等基準点の設置を行う(写真3)とともに、トータルステーションを使った観測も行いました。

 富岡市という広大な地域でより実作業に近い実習を行ったことが、校内実習との大きな違いです。近くで一般の方々が生活している場所での研修であるため、より安全への配慮が求められることを再認識しました。個人的には、校内で一度も時間内に完了できたことのない水準測量が成功したことがとても印象に残っています。実習の成果は、国土交通大学校に帰校した後、他の研修成果とともに製本するため、記憶だけではなく形となって残ります。

 富岡実習では、寮生活以上に密度の濃い共同生活を技術職の同期と送ります。それぞれの個性を今まで以上に間近で見ることができました。このため、寮生活で存在した物理的な壁ばかりでなく、心理的な壁まで取り払われ、より一層仲間意識が生まれたように思います。

休日には、市内にある世界遺産の富岡製糸場をはじめ、自転車や上信電鉄を利用して近隣の観光地に出かける機会がありますので、実習終了までにはその緑豊かな風景を見て安心できるようにまでなっていました。

 技術の進歩などにあわせ年々学ぶ内容は洗練され、富岡実習も例外ではありません。しかしながらどのような変化を経ても、現在活躍中の様々な世代の職員が富岡の山河に見守られながら、同じように汗を流し実習が取り組まれてきました。この経験は間違いなく、世代間をつなぐ頑丈な縦糸の1本となっているように思います。

 国土地理院を志望される皆様も、私達と同様な体験をされる1人となることを心待ちにしております。

写真1 地形測量実習

→写真1 地形測量実習

写真2 水準測量実習

→写真2 水準測量実習

写真3  GNSSを使用した観測

→写真3  GNSSを使用した観測

写真4 休日に富岡製糸場を観光

→写真4 休日に富岡製糸場を観光

 

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