多摩市身のまわりの環境地図作品展

第17回(平成25年) 多摩地区 主催:多摩市身のまわりの環境地図作品展運営委員会

作品展の概要

「多摩市身のまわりの環境地図作品展」は、日常、触れたり感じている身のまわりの生活環境を取り上げ、自分で観察し、地図として表現することにより、環境の捉え方を身を持って学び、環境に対する理解を深めることを目的に毎年11月頃に開催されています。

作品:ジョギングマップ

国土地理院長賞

作品名:多摩市ジョギングMAP

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 田村エリカ

作品主旨:私は陸上部に入っています。長距離種目が好きなので自分でジョギングコースを作ってトレーニングしようと思い、この地図を作りました。作品は夏休みに作ったので、実際にコースを走ったときは、とても暑くて途中で何度も休憩をしました。多摩市の自然を生かしたコースなので、アップダウンが激しいコースや緩やかなコースもあります。ぜひみなさんも自分に合ったコースをみつけて、散歩やジョギング、サイクリングなどにも活用してほしいです。


作品:多摩市の川・環境MAP

(一社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:多摩市の川・環境MAP

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 中條佑香

作品主旨:私はこの地図を作り、普段の生活ではそこまで気にしていなかった“川”について調べ、たくさんのことを考えたり興味を持つことができました。調べて発見した事の中で特に藻が川の水質悪化の一つの原因だということに驚きました。また、写真をとる際は途中で止まってとったり、夏で暑かったけれど楽しく写真がとれ、地図にまとめる時も楽しくまとめる事ができました。川を調べて川に親しみを持ち、大切にしたいと思うようになりました。


作品:多摩市の地産地消

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:多摩市の地産地消

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 阿部響香

作品主旨:産地直送という言葉を目にし、その逆の地産地消について調べました。農地について資料から探す事は大変でしたが、実際に農家の方にお会いし貴重な話をお聞きする事ができました。想像以上に様々な種類の農作物が作られており、中にはめずらしい種類もあり驚きました。地図の制作で苦労した事は、縮尺の小さい地図を模造紙大に拡大して作った事です。地図を作り多摩市の農地が北半分に点在している事が分かり、川の近くにある事が関係しているのだと思いました。都市周辺の農業はとても数が少なく存続が難しいですが、特徴を生かして続いて欲しいと思います。


作品:危険!洪水マップ

(一社)地図調製技術協会長賞

作品名:危険!洪水マップ

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 佐々木颯斗

作品主旨:僕がこの作品を製作するにあたって、苦労した事が二つあります。一つ目は、晴れの日と雨の日の川の様子の違いを写真に撮りたかったのですが、なかなかまとまった雨が降らず、何度も雨の日に川を見に行きました。二つ目は、多摩市の地図や写真、図や表等を一枚の紙に分かり易くまとめる作業でした。しかし今では、洪水の事について詳しく知る事もでき、達成感でいっぱいです。


作品:公園調査隊

(一財)地図情報センター理事長賞

作品名:公園調査隊

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 小西さくら

作品主旨:私はこの「公園調査隊」を永山へ初めて来る人の役にたてたら良いなぁと思って作りました。今年の夏は特に暑く、永山地区の公園全てに行くのは大変でした。でも暑いからと言って途中でやめるのは嫌だったので頑張りました。その結果、達成感のある作品を作る事が出来ました。地図を作るにあたって、自分も行った事のない公園を見つけたり、普段使っている公園の良い所、工夫している所を発見出来、私も嬉しかったです。また、こういう作品を作って見たいと思いました。


作品:多摩市の高齢化に向けた支援と危険場所

(公社)日本地理学会長賞

作品名:多摩市の高齢化に向けた支援と危険場所

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 増田帆南

作品主旨:私は普段の生活で多摩ニュータウンという言葉をよく耳にしますが、開発されて30年以上が経ち、現在はどうなっているか、また、どんな問題が起きているのかをテーマに地図を作りたいと思いました。多摩ニュータウンは丘陵地帯に作られた街なので、階段や坂が多いと思いました。駅付近などはスロープも作られていたが、手すりや街灯が少ない所もあったので、改善してもらえたらと思いました。また、階段から富士山が見える場所はとても印象的でした。地図の作成は夏休みの課題ということもあり、部活動等で時間が無く、図書館で参考文献を探すことが大変でした。


作品:多摩市の地場野菜マップ

日本地図学会長賞

作品名:多摩市の地場野菜マップ

受賞者:多摩市立北諏訪小学校 5年 増田詩南

作品主旨:学校の給食で多摩市で作られた野菜を使っていることを知りました。多摩市にはどのくらい畑がありどんな野菜が作られているのが興味がありました。畑の写真を撮った時、聖蹟桜ヶ丘の駅ビルの裏や、住宅街の間に畑があったりして私の住む永山周辺とは随分違うと思いました。作っている野菜も種類豊富でびっくりしました。暑い夏の水やりは、農家の人も大変だと思いました。多摩市の地図を拡大コピーして切りながら地図を書きましたが、ずれていってしまったのでとても難しかったです。


作品:多摩の歴史地図 

パルテノン多摩賞

作品名:多摩の歴史地図

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 野中翔太

作品主旨:僕がこの作品を作ったのは歴史が好きだからです。テレビで聖蹟桜ヶ丘の特集を見たり、授業で明治天皇の記念碑を見に行った事があり、このテーマにしました。聖蹟記念館へ行き資料を手に入れ、史蹟や神社等を回りました。行った場所の資料を図書館等で集め、写真を中心にまとめました。大変だったのは史蹟や碑が見つからなかったり、何度も同じ道を行き来し暑かった事です。また市役所では資料を頂き質問に答えてもらい親切にしてもらいました。多摩市の身近な歴史を調べ現地に足を運ぶ大切さを実感しました。この多摩の歴史を学び知識を広げる事が出来とてもいい経験になりました。


作品:みぢかなこうえんのはなのいろ

多摩市教育委員会教育長賞

作品名:みぢかなこうえんのはなのいろ

受賞者:多摩市立諏訪小学校 1年 佐伯静琉

作品主旨:この地図を製作した理由は、春に学校で見つけた花が「たんぽぽ」で、「もっといっぱい花が見つかるといいな」と思ったからです。調査するとき、夏休みにやったので、すごく暑くて、日陰もあまり無かったので、すごく疲れました。また、製作した時、多摩市の公園は、木や草が多くて、あまり花が見つかりませんでした。でも、諏訪の森緑地では、花壇の花が多くていっぱい見つけられたので、嬉しかったです。来年もいろいろな事を調べてみたいと思います。


作品:多摩市防災避難場所マップ

多摩市長賞

作品名:多摩市防災避難場所マップ

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 秋元桃果

作品主旨:私が「多摩市防災避難場所マップ」を作った理由は、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降も全国各地で様々な災害が起きています。今後、大きな災害が起きた時に、安全な場所にすばやく避難できるように避難場所を知ってもらいたいと思ったからです。この地図を作って苦労した事は、避難場所を一目で分かるようにしたことです。そして、色使いを工夫しました。この地図を見て自分たちの避難場所を知り、いざという時に役立てて欲しいです。