平成25年 関東地方測量部に係る主な出来事

1月
〇「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」を続々と締結
 政令指定都市として全国で初めてとなるさいたま市(1/16)を皮切りに、長野県(2/8)、茨城県取手市(7/3)、茨城県五霞町(7/3)、神奈川県寒川町(7/3)、千葉県(8/30)と協定を締結しました。
〇産学官連携協議会を開催
 神奈川地域(1/18)と埼玉地域(1/29)で、産学官が地理空間情報に係る課題認識と情報の共有を図り、地理空間情報の効果的な整備・更新・活用を推進することを目的とする協議会総会がそれぞれ開催されました。

3月
〇須坂基線(一等三角点)の西端点、東端点が文化財に指定
 高山村指定有形文化財(東端点)(3/19指定)及び須坂市指定史跡(西端点)(3/21指定)として、長野県内に明治時代に設置された一等三角点が選ばれました。

4月
〇首都圏中央連絡自動車道(千葉県:東金IC・JCT~木更津東IC)開通日に地理院地図、同時供覧
 4/27に供用を開始した首都圏中央連絡自動車道(千葉県:東金IC・JCT~木更津東IC)延長42.9kmの長距離区間について修正を行い、地理院地図の同時供覧を実施しました。

5月
〇「日本水準原点」の一般公開
 5/15に今回初めて日本測量協会からの協力を得て、施設の公開を行いました。また、当日は、「水準原点の歴史」と題して紙芝居を使ったミニ講座を5回実施しました。

6月
〇「くらしと測量・地図」展を開催
 6/5~7の3日間、新宿駅西口イベントコーナーにおいて、「地図っておもしろい」をテーマに、国土地理院報告会と連携した広報活動を実施しました。

7月
〇測量法及び地理空間情報活用推進基本法に関する担当者会議を管内(1都8県)で開催
 公共測量及び地理空間情報に対する国土地理院の取組について周知を図り、地理空間情報の活用促進と地域連携を促進するために、栃木県(7/24)、長野県(7/29・30)、茨城県(8/29)、群馬県(9/11)、千葉県(9/19)、山梨県(10/4)、埼玉県(10/21)、神奈川県(11/6)、東京都(11/25)で開催しました

9月
〇突風による埼玉・千葉災害対応
 9/2に発生した突風(竜巻)による災害において、空中写真を撮影後、関係機関にデータを配信しました。

10月
〇台風26号による伊豆大島災害対応
 10/16に発生した土石流災害に対し、19日に政府調査団の一員として現地視察を行い、17日に撮影した被災地域の大判空中写真を大島町へ提供しました
〇関東地測HPのリニューアル
 現状HPの調査(リンク構成等や文言等の確認)を行い、トップページの改善、メニューのコンパクト化、分かりやすい文章等の観点から、HPのリニューアルを実施しました。

11月
〇関東地方整備局「建設技術展示館」の展示をリニューアル
 11/1から、地理空間情報ライブラリーを中心に、国土地理院の様々な取組の紹介を開始しました。
〇第14回いばらき児童生徒地図作品展を開催
 いばらき児童生徒地図研究会(事務局:関東地方測量部)主催として3回目の作品展を開催し、県内から応募のあった91点の力作の中から、60点を地図と測量の科学館(11/6~24)で、またそのうち入賞作品20点を茨城県立図書館(11/25~12/8)で展示しました。
〇大規模津波・地震防災総合訓練
 11/9に、茨城県ひたちなか市で国土交通省・茨城県合同主催による訓練に参加し、測量用航空機「くにかぜ」による撮影訓練、災害情報集約マップの紹介、防災フェアへのパネル出展等を行いました。
〇箱根地区の登山道調査を実施し、地理院地図を更新
 地域連携による箱根地区の登山道調査を、5月から神奈川県高体連山岳専門部及び箱根町の協力を得て実施し、調査結果を用いて、第1期分として地理院地図を更新しました。